いま、福島県に住む住民が注意しなければならないのは、原発で発生し、大気中を漂ってくる放射性物質から出る放射線による被曝だ。 避難や対策を判断する際、参考になる情報は、原発周辺地域が既にどのくらい放射線に曝されているか(環境放射線量)と、風が放射性物質をどう運んでいるか(風向風速)だ。 ところが今回の原発事故発生後、普段は公開されているどちらのデータも十分提供されていない。特に原発周辺地域の環境放射線量は、3月12日の正午以降、全く非公開だ。何十万人という住民は、放射線量の情報も風の情報もなく、ただ言われるがままに避難したことになる。 福島県原子力センター(http://www.atom-moc.pref.fukushima.jp/dynamic/graph_top.html)は、福島第一、第二原子力発電所周辺地域に多数の環境放射線モニタリングポストを設け、放射線量をネット上で逐次公開してき
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