「ここ最近、一軒家の玄関先に、『不織布マスク』と書かれた段ボール箱が山積みにされているんです」(近隣住民) ここは、埼玉県西部のとある住宅街。マスク不足が騒がれる今、なぜ大量のマスクがあるのか。家主に話を聞くと、困惑しながらも、説明してくれた。 【関連記事:土木作業員が怒る!新型肺炎で「防塵マスク」まで消えた】 「1カ月ほど前に、ネットオークションで購入しました。約30万枚です。中国出身なので、故郷の家族や村民に送ろうと思って買えるだけ買った。ところが、村は外出禁止になり、マスク生産も追いついたから『もういらない』と言われた。今は、これをどうしたらいいのか悩んでいます」 雨除け用のシートは、“マスクの山” を半分しか覆えず、野ざらし状態。近所では、「カビや虫の発生源になるのでは」と不安視する声も聞かれた。 「すぐに倉庫に移します。これからもっと、日本でマスクが必要になると思うので、どこかで