<岩渕> 年齢と共に体の不調が増えたり、健康が心配になってきたかた、多いと思いますが、最近、新しく注意が呼びかけられている『フレイル』というのがあるそうです。 土屋敏之解説委員に聞きます。 そもそも「フレイル」って聞いたこともありませんが、一体何なんですか? 簡単に言うと、こちら。 「(年齢に伴って)筋力や心身の活力が低下した状態」のことです。高齢者の病気の専門医などが作る「日本老年医学会」が、提唱しているんです。 もともとは「frailty(フレイルティー)」弱さ・虚弱という意味の英語で、欧米では既に20年程前から、医療現場で使われている言葉です。 そして先月、学会が声明文を出しまして、「高齢者の多くは、“フレイル”の段階を経て、要介護状態になるので、早期発見をして対処することが必要だ」と医療・介護関係者に呼びかけたんです。 <岩渕> 実際、フレイルの人って、どれぐらいい