1月16日 前回で売掛金のファイナンスは次の4つだと書きました。 ・売掛金担保融資 ・ファクタリング ・電子債権割引 ・手形割引 そして、この中でファクタリングを利用できたら、多くの中小企業の資金繰りは劇的に好転する可能性が高いと書きました。 でも、ファクタリングが市民権を得ているかというと、日本おいてはまだまだというのが現状です。 なぜ、なかなか市民権を得るまでにいたらないかというと、いわゆる大手企業や中堅企業の中に、ファクタリングするような会社とは取引できないと考える会社が実際多く存在すること。 そして、そのように販売先が考えるのではないかと、思い込みすぎる中小企業の経営者も多いからです。 要はファクタリングは信用不安を起こすと多くの中小企業が懸念するから、定着しないのだと思います。 また大手企業は銀行や銀行系以外のファイナンス会社を警戒し蔑視していることが多く、正体不明のファイナンス
1月17日 売掛金のファイナンスは次の4つだと書きました。 ・売掛金担保融資 ・ファクタリング ・電子債権割引 ・手形割引 そして、ファクタリングはまだ市民権を得ているとはいえないけれど、普通に利用できるようになれば、日本の中小企業の資金繰りは劇的に好転できると思います。 今回は、ファクタリング以外の売掛金ファイナンスについて説明します。 ・売掛金担保融資 文字通り、売掛金を担保とする融資です。 基本的に譲渡登記は必ず行われますが、売掛先への通知は不要です。 ただ、多くのファイナンス会社において、売掛金の原契約である売買契約書の中に、譲渡禁止条項がある売掛金については担保としては見ません。 ところが、売掛先が中堅以上の大手会社になればなるほど、譲渡禁止条項が売買契約の中に謳われていることが多く、この結果、せっかく中小企業が保有する優良資産である大手企業の売掛金を担保として見られないという、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く