『２社間ファクタリングでNGとなる案件とは？ 売掛金編』
③売掛先の信用度が低い売掛金の場合 ファクタリングは売掛金と言う資産の売買ですから、 当然ながら、売掛金の質が悪い場合はファクタリングはご利用になりません。 どのレベルの売掛金が最低レベルかは、 ２社間の場合は、 ファクタリングをご利用される会社の信用度や資金繰りの状況により違いますが、 せめてHP位は完備している売掛先でないと難しいです。 URLはあっても見ることができないような場合は、 だいたいの場合資金繰りが厳しい会社と判断しますので、 何らかの故障で見れないような場合は、 速やかに復興していただくことが大切です。 HPでだいたいの年商が分かれば、 売掛金の大きさと年商を比較して、 支払が問題なく可能かどうかの判断をすることができます。 また事業実体に疑義があるような、 何をしている会社かどうか分からないような場合も、 ファクタリングが難しいです。 ④法人ではない売掛金 個人の方や、
『２社間ファクタリングにおける方針変更』
３月１１日 私どものファクタリングサービスで、 少し軌道修正したいことが出てきました。 面談時、お客様とお話しして感じているのは、 ２社間ファクタリングの低コスト化を大きな目標として参りましたが、 少し軌道修正していく必要があると感じました。 シンプルに言えば、 コストが高ければ審査基準は緩くなり、 コストが下がればどうしても審査基準が厳しくなります。 ２社間ファクタリングのお客様と面談して感じるのは、
『ファクタリングの新サービス 決済代行（収納代行）サービスのご案内』
３月９日 ファクタリングサービスの新サービスとして、 決済代行（収納代行）サービスをご案内します。 ２社間ファクタリングは利便性が非常に高いサービスですが、 コストが高くなってしまう欠点があります。 この結果、会社の状況によっては、 利用してはいけない場合があったり、 利用会社の資金繰りなどを審査する必要性が出てきて、 所有する売掛金は信用度の高いものであっても、 利用できない場合が出てきます。 その点ファクタリング本体の形である３社間ファクタリングであれば、 コストは私どもでも事務手数料込み、 3.66～5.91％のファクタリング手数料でファクタリングが可能になります。 ところが現在の日本では、 ファクタリングに対する理解度が低く、市民権がまだあるとは言えず、 3社間ファクタリングを利用するとき必須である、 売掛先の譲渡承諾を取ることが、 売掛先が上場企業のように良い会社であればあるほど
『「日本の借金１千兆円」を性懲りもなく煽る人たちの狙いと本音』
３月５日 またNHKで財政規律の緩み論ですって！！ どうして嘘までついて、自分の国を弱体化して、国民を貧困化だけでなく、 医療や介護や復興事業なども、 普通にできない国へと導くような放送をするのか！ 全くくだらないの一言です。 財務省の省益の拡大とか、官僚組織の維持のためとか、 いろいろ言われているけれど、 ここまで執ようかつ、徹底して嘘八百を流布する真意は何なんでしょうか？ 日本政府のことを国と称し、 国の借金が巨額と言うけれど、 実際は政府の債務で、 国と言うのであれば対外純資産を見ればよいけれど、 この部分は世界で最も大きな純資産を持つ国なのに、 何が国の借金が膨大なのか、 正確に日本語をしゃべれと言いたくなります。 百歩譲って政府のことを国と言うことは良いとしても、 なぜ債務の額ばかりことさら強調するのか！ 日本政府の巨額の資産のことを隠して、 債務がただ大きいことをとらえて、 緊
『ファクタリングのお金の流れ』
３月３日 今日は私どものファクタリングサービスをご利用いただいた時の、 お金の流れをお話させていただきます。 必ず私どものファクタリングサービスをご利用いただく時、 作成していただく日繰表の記入例でご説明します。 記入例では3/31入金予定の売掛金、 150万円と200万円の合計350万円の売掛金の中の3,340,000円を、 300万円で買い取らせて（ファクタリング）いただいたとします。 ①ファクタリング実行 3/5にファクタリングを実行させていただき、 あなたの会社に買取（ファクタリング）代金として300万円が入金になります。 ②事務手数料のお支払 ファクタリング実行後3銀行営業日後に、 ファクタリング実行額の2.16％の事務手数料64,800円を、 私どもに送金（出金）していただきます。 ③ファクタリング精算 売掛金の入金日の3/31、 入金された売掛金350万円の中の、 3,340
『個人投資家のお金ほど怖いものはない』
２月２８日 資金調達は極めてリアルなものですから、 資金調達ができる要件をクリアしていないと、 いくら探し回ってもできるものではありません。 よくお客様にも言うのですが、 資金調達を希望されている方の親族や知人、 あるいはスポンサーや協力会社以外からの調達は、 想像されているよりずっと選択肢が少ないのが実状です。 でも、この実状をご理解いただいていないと、 できる可能性がないのに、できるできる！と言った甘言に、 騙されてしまい、結局資金調達はできず、 結局時間のロスをしただけの結果になって、 信用失墜を起したり、 ひどい場合は事業計画書とか協力金とか入会金などと言った名目で、 資金調達ができもしないのに、 コンサル会社やコンサルタントにお金を取られてしまっただけ、 と言う結果になることはよくあることで、 このようなことは多くの方が体験されていると思います。 この間も読者の方で飲食業をされて
『お金の流れが複雑な会社』
２月２３日 資金調達を考えると、 関連会社が複数あって、 頻繁にお金のやり取りがある場合、 極めて重大な阻害ポイントになる時があります。 このことはファクタリングにおいても同じで、 たとえば次のような状況の場合、 審査の難易度はかなり上がります。 ・ファクタリング希望の会社以外に関連会社が存在する。 ・その複数の会社間で頻繁に資金の移動が確認できる。 それは、 通常ならファクタリングを希望される会社（以下A社）だけの審査をすればよいのですが、 関連会社（B社）があると、 そのB社の審査もする必要が出てきます。 なぜなら、A社に入った資金が、 B社の資金繰りに利用される可能性があるからです。 その資金繰りが前向きな仕入れ資金などであれば良いのですが、 B社に簿外債務があって、 その精算や返済のために使われると、 そのお金は再精算されるのではなく、 出ていくだけですから、 高い確率でファクタリ
『自己資金がない投資家はリスクが高いものに投資してはいけない』
２月１２日 投資で高リスクを取るのは自己資金で！ 借金して高リスクの投資をしてはいけない！ これは投資をする場合の鉄則です。 バブルの崩壊時もそうでしたが、 投資効率を上げるために、 レバレッジを効かせると言って、 借入金割合を高くして投資した会社の多くが破綻しました。 逆に潰れなかった会社は自己資金割合を高く投資していた会社です。 別に自己資金だけで経営している会社が、 良い会社と言っているのではありません。 でも、借入金の過大な会社へは銀行融資でも多くの場合NGになります。 現況に対応する私どものサービス 詳細１ の中の次の記載をご覧ください。 「（固定資産ー純資産）/（経常利益×６０％+減価償却費） 要は有利子負債を何年で返済できるどうかを見る数式ですが、 この数字が１０以上ですと返済に１０年以上かかり、 １０以下ですと１０年以内に返済できることが分かります。 いくら中小企業融資に積
『現況に対応する私どものサービス 詳細１』
２月８日 銀行からタイムリーな融資が難しくなった、 中小企業に対応するサービスとして、 私どものサービス概要を下記のように、 前回の記事でご案内させていただきました。 現況に対応する私どものサービス ◆増加運転資金など急な資金調達への対応 ①２社間ファクタリングサービス ◆ファクタリングのコストの低減と長期安定資金へのシフト ②中小企業融資に積極的な信金など金融機関との新規取引のサポート ③厚労省系の助成金 ④不動産融資の見直しや有効活用 ⑤社債引受けサービス ⑥東京プロマーケットへの上場、パイプスによる資金調達スキーム ⑦３社間ファクタリングへのシフト 今日はこの中から、②についてご案内します。 中小企業融資に積極的な、 信金など金融機関との新規取引のサポートについては、 メガバンク、都市銀行、旧第一地銀などの規模が大きい銀行において、 中小企業融資に対する取り組む姿勢が、 消極的かつ柔
『保証協会融資が変る』
本年４月より保証協会付き融資が次のように変わります。 今回の改定の主旨は、 銀行も一定のリスクを取らない案件について、 以前のように保証協会は保証しないようになります。 ①信用保証のない「プロパー融資」と、 信用保証付き融資を経営の実態に応じて、 適切に組み合わせ、 信用保証協会と金融機関とで柔軟な「リスク分担」を進める。 ②業績の悪化している業種を対象とした「セーフティネット保証５号」の保証割合を、100％から80％に変更する（別枠は維持）。 この２点を見ると、金融機関のリスクがゼロではなくなるので、 従来のように保証協会枠が空いたからといって容易に、 中小企業が借入できるということは、 かなり難しくなるのでないかと思われます。 中小企業融資において、 プロパー融資は銀行の経営の効率化にならないと銀行は判断し、 保証協会は銀行のプロパー融資とのバランスを重視するわけですから、 保証協会の
『ファクタリングは複数の売掛債権の方がやりやすい』
１月２８日 ファクタリング対象の売掛金について の続編です。 この記事を更新したのも、 記事中の「④単独の売掛金よりも複数の売掛金」について、 お客様の中に、けっこう誤解されていることが多いからです。 昨日は日曜日ですが、お客様からご相談の電話があって、 「少額の売掛金が数多くあるけど、 ファクタリングは難しいですよね？」と質問されましたので、 もう少しこの部分に焦点を当てた更新をさせていただくことにしました。 例えば５００万円のファクタリング実行をさせていただく場合、 ディスカウントレート（5～10％）により違ってきますが、 ファクタリング対象の売掛金として、 ディスカウントレートが上限の１０%とすると、 支払が４０日以内に確定している売掛金が約５５０万円程度必要です。 この時、一つの売掛金５５０万円をファクタリングさせていただくよりも、 複数の売掛金、 例えば２００万円の売掛金と１５０
『ファクタリングと不動産ファイナンス』
１月２４日 ファクタリングサービスをご提供していて思うのは、 ファクタリング、特に２社間ファクタリングは、 私どものようにコストが他社と比較して低くても、 それでも高いことには変わりないので、 ご利用頻度が高かったり、 売上と比較して高額のご利用をされますと、 財務内容を痛めるだけでなく、 長期間で考えると資金繰りをさらに悪化させてしまう懸念があります。 このようなことを防ぐため、 私どももご相談いただいているお客様の会社の状況をよく審査して、 逆効果にならないように心掛けてはいますが、 それでも、コスト負担を軽減し、 可能であれば長期安定資金のファイナンスへのシフトは、 ファクタリングを実行するだけでなく、非常に重要なサービスで、 もっと言えばファクタリングと両輪のサービスと捉えています。 そのファクタリングコストのご負担を軽減するサービスとして、 ①不動産ファイナンス ②厚労省系の助成
『簡易宿舎、シェアハウスの物件取得融資の案件』
１月１８日 このような仕事をしていると、 どうしてこのような非現実的な案件が来るのだろうか？ と思うような案件が時々来ます。
『現金決済』
1月17日 現在、銀行口座をあまり利用しない、 現金決済が多いお客様の会社のファクタリング案件を審査しています。 現在進行形なので詳細は書けませんが、 何が問題なのかと言うと、 年商がグループ会社で30億円の規模なのに、 その年商のほとんどの売上回収が銀行口座への送金ではなく、 現金で受領しているので、 年商と比較して銀行口座の売上回収が少なすぎるのです。 支払も銀行振込みで行われているのですが、 現金振込みが多く、 要は現金勘定で入金も出金も処理されているのです。 現金勘定と言うのは一番厄介で、 第三者から見れば、その入出金が本当にあるのかどうか、 確認しにくく、あまりにも不明瞭で、 ひょっとすると架空債権の案件ではないのかと言う疑念を、 どうしても感じてしまいます。 財務内容も業績も伸びていて、 入出金が銀行口座を経由して行われていたら、 問題なく実行希望額2000万円はOKになるとこ
『私どものファクタリングで懸念材料となる過去の履歴とは』
１月１１日 私どものファクタリングサービスは、 巷の風評では、 ファクタリング会社の中で審査が一番厳しいと言われているようですが、 それでも、基本的に過去の次のような履歴には興味がありません。 ・金融機関や信用保証協会とのトラブル ・CICなどの個人信用情報の履歴 ・一過性の原因の過去の赤字決算履歴 でも、どうしても次のような過去の履歴については非常に問題視しますし、 概ねNGにさせていただくことが多くなります。 ・計画倒産のような金融事故の履歴と風評 ・会社はもちろん代表者及び役員に詐欺的なトラブルの履歴と風評 ・全てがNGではありませんが、代表者に破たん履歴がある場合 破綻された経緯と推移などオープンにお話しいただき、 債務を簡単に吹っ飛ばしたと思われるよなことがなければ問題ありません。 なぜ問題視するかと言うと、 ２社間ファクタリングは３社間ファクタリングと違って、 第三債務者（売掛
『融資名人から送られてきた最新の活動日誌』
１月９日 前回の記事、 中小企業融資に積極的な金融機関との新規取引サポートサービス でご紹介しましたサービスの実務を、 中とになってサービスしていただく提携コンサルタントから、 活動日誌が送られてきましたので主要部分を転載します。 中小企業融資に積極的な金融機関との新規取引サポートサービス のサービスがどのようなものなのか、 そのイメージをご理解いただけると思いますので、 ご一読ください。 《ファイナンス情報》 ■不動産会社（年商250億円）：肩代わり60億円→賞与資金1500万円 前回もお伝えした金利引き下げのお話で、 既存借入が2.5%前後の中、物件取得で拙速に動いたため、 4.5%で借り入れざるを得なかった借入について相談がありました。 「活動日誌」を一読いただいた会計士からのご相談で、 その会計士は同社の社外取締役です。（東証二部上場） 8月から動き、某信用金庫相手にかなりの手応え
『中小企業融資を放棄した大銀行』
１月６日 昨年も大銀行が中小企業融資に対して熱心でないことを、何度も何度も書いてきました。 何かあると大銀行首脳や官僚や政治家は資金需要がないと言うけれど、 私のような仕事をしていると、本当にどこを見ているんだ！と言いたくなります。 いつも消費増税や緊縮財政について、まっとうな批判記事を書く産経新聞の田村秀男さんの関連記事をご一読ください。 ◆新しい中小金融で日本経済は蘇る 大銀行首脳は一様に「資金需要が弱い」と口をそろえるが… さあ、新年だ。今年の景気はどうなのか。好循環を生むためにはカネ、つまり銀行融資の活発化が欠かせないのだが、大銀行首脳は一様に「資金需要が弱い」と口をそろえる。本当にそうなのか。 それに比べ、日本ではベンチャー投資が低調だ。金融の構造を米国型に変えようとして、政府が過去２０年以上もの間、旗を振ってきたが、銀行依存の金融システムはほとんど変わらない。 ５年前に始まった
『年末にお読みいただきたい記事 「崖から落ちた日本。2018年に、這い上がれるのか？」』
１２月２６日 今日から来春まで年始年末モードの記事を更新させていただきます。 １４年度の消費増税とその後の緊縮財政で、 またデフレに舞い戻った日本経済なのに、 １９年度に８⇒１０％に消費増税すると明言する安倍政権！ 忌憚なく言って正気なのか？と思います。 グローバリストとグローバリストに侵された財務省の言いなりにならないと、 政権が維持できないのかもしれませんが、 三橋貴明さんの「新」経世済民新聞に掲載された、 現内閣官房参与の藤井聡京都大学大学院教授の記事をぜひお読みください。 「崖から落ちた日本。2018年に、這い上がれるのか？」 From 藤井聡＠内閣官房参与(京都大学大学院教授) 「危」という文字は、「崖」の上に「ひざまづく人」がいる、というまさに「あぶない」状況を表しています。 https://okjiten.jp/kanji1069.html そんな「あぶない」状況に遭遇する機
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