本29日,河野太郎外務大臣は,訪日中のタワドロス2世・アレキサンドリア 教皇・聖マルコ大主教管区総主教(コプト教皇)(H.H Tawadros II, Pope of Alexandria and Patriarch of Saint Mark Episcopate)と約25分間会談したところ,概要は以下のとおりです。 1 冒頭,河野大臣から,タワドロス2世教皇の初訪日と京都における最初のコプト正教会の開堂を歓迎するとともに,コプト教徒を狙った卑劣なテロ事件を強く非難し,犠牲者と御遺族に哀悼の意を表したい旨述べた上で,教皇が宗教的な寛容性,宗教間融和の重要性を内外に発信されていることに敬意を表したい旨発言しました。 2 これに対し,タワドロス2世教皇から,今回の訪日を通じ,日本在住のコプト教信者と繋がりを持つことができた,日本の文化や歴史,近代化に憧憬の念を持っており,かねてから訪日を楽し