あるアフリカの部族は、言葉ではなく、楽器(主にトーキングドラム?)だけを使って彼らの神話を伝承している(いた)という話を聞いたことがあります。つまり、完全に音とリズムだけで彼らはコミュニケーションできるらしいのです。これはモールス信号と似ていますが、決定的に違うのは、モールス信号が音の配列に変換した言葉を伝達するのに対し、彼らにとって、音がそれ自体で言葉であるということです。 その部族の名前や、詳細について知っている方がいればぜひ教えてください。
あるアフリカの部族は、言葉ではなく、楽器(主にトーキングドラム?)だけを使って彼らの神話を伝承している(いた)という話を聞いたことがあります。つまり、完全に音とリズムだけで彼らはコミュニケーションできるらしいのです。これはモールス信号と似ていますが、決定的に違うのは、モールス信号が音の配列に変換した言葉を伝達するのに対し、彼らにとって、音がそれ自体で言葉であるということです。 その部族の名前や、詳細について知っている方がいればぜひ教えてください。
『ミドリさんとカラクリ屋敷』 鈴木遥(著) 集英社 (2011/05/26) 映画になりそうな本だ。 私だったら、オープニングは、ミドリさんが病院に入ってきて「女の水戸黄門だ」と言われているシーンにする。その後、時代を遡り、女子高生が自転車でカラクリ屋敷の前を通る場面に切りかえる。 高校生の頃、作者の鈴木さんは、電信柱が屋根から突き出している不思議な家を見つけた。そして大学進学と引越しが決まった時、思いきってその家を訪問した。出てきたのが87歳の木村ミドリさんだ。87歳と18歳の物語の始まりである。鈴木さんが京都に行った後も、2人の交流は続き、「カラクリ屋敷」の秘密が徐々に明らかになっていく。 話は明治に遡る。ミドリさんの祖父母と両親が、新潟から北海道に移住して「新潟村」を作った。鈴木さんは、その頃からミドリさんを追って本を書くことに決めた。代々、脈々と受け継がれてきた「からくり部屋」が、
アイヌ語(あいぬご、アイヌご、アイヌ語ローマ字表記: Aynu itak, 仮名文字表記: アイヌ イタㇰ, キリル文字表記: Айну итак)は、日本列島の北海道を中心に居住するアイヌ民族(アイヌ)の言語である。「孤立した言語」であるが、方言差があるため、下位方言を別々の言語と見なして「アイヌ語族」(Ainuic)と呼ばれることが稀にある[注 1]。 近世の時点でのアイヌ民族の居住地域は、北海道島とその周辺島嶼、東北地方北部、樺太(サハリン)南部、千島列島、カムチャツカ半島南端部で、アイヌ語圏も概ねその範囲であったとされる[4]。現在アイヌは関東地方などにも拡散しているが(1988年時点で東京都内に2700人)、日本国内のアイヌのほぼ全員が日本語話者である[4]。2009年2月、国際連合教育科学文化機関によって「極めて深刻(英語: critically endangered)」な消滅
紀元前6世紀のイタリアの言語分布 エトルリア語(エトルリアご、Etruscan language)はイタリア半島の先住民族、エトルリア人が使用していた言語。先印欧語の一つ。現在は死語となっている。 エトルリア語のアルファベット(エトルリア文字)は西方ギリシア文字から派生した表音文字で読み方は分かっている。ラテン語のラテン文字を派生した。 エトルリア語は、ほとんどの考古学資料が碑文のため、言語の詳細について研究が進んでいない。一部の学者たちは、ラエティア語(アルプス地方で話されていた)やレムニア語(エーゲ海のレムノス島で話されていた)など、ヨーロッパにおける死語となった孤立言語との共通点を指摘し、ティレニア語族(ティルセニア語族、Tyrrhenian/Tyrsenian)を形成するとしている。 母音はすべて短母音で長母音を持たず、4母音の区別があった(ア、エ、イ、ウ)。 エトルリア語にはオが
『真性の文字と哲学的言語にむけての試論』 (しんせいのもじとてつがくてきげんごにむけてのしろん、An Essay towards a Real Character and a Philosophical Language, London, 1668) はジョン・ウィルキンスによる著作である。ウィルキンスの数多い著作の中で最も記憶されるものであり、この中で彼は、哲学者の使用のための新しい普遍言語を詳説する。 試論で、ウィルキンスは、速記に似た英語のための新しい正書法である「真性の文字」と、初期分類法案や (これは後に計算機科学という語の意味になった) 存在論に基づかれた「哲学的言語」を定義した。 ウィルキンスは、全ての概念が固有の「非恣意的」名称を持つように語を記号化する方法を提案した。全ての概念は40の主要な類に分割され、それぞれ語の最初の二文字音節を与える。類は差異に分割され、それぞれも
哲学的言語(てつがくてきげんご、英語: philosophical language)、理想言語(りそうげんご、英語: ideal language)またはアプリオリ言語(アプリオリげんご、英語: a priori language)は、論理的言語のように、第一原理から作られたあらゆる人工言語であるが、絶対完全や飛び抜けた優秀さ、さらに実用主義的原理よりむしろ神秘主義的真実という強い主張が伴う。哲学的言語は近世に人気があって、失われたアダムの言語や神の言語回復という目標により部分的に動機付けられた。 哲学的言語において、単語は、「原理的」または根源的なものとして扱われる限られた形態素のセットから作られる。「哲学的言語」は、多かれ少なかれ「分類学的言語」(taxonomic language)と同義である。少数総合的言語の語彙は、(論理的に少数の)形態素の組み合わせより形成される複合語から作
工学言語(こうがくげんご、英語: engineered languages、しばしば engelangs と略される)は、言語がどのように働くかという仮説を、実験または証明するために考案された人工言語である。 これには少なくとも3つの下位区分がある。哲学的言語(理想言語 ideal languages ともいう)、論理的言語(logical languages、loglangs と略されることもある)、実験的言語(experimental languages)である。レイモンド・ブラウンは、工学言語を「明確な客観的基準に基づいて設計され、その基準を満たすように作成(engineer)された言語」と述べた[1]。 国際補助語であることと工学言語であることは排反ではなく、工学言語の中には国際補助語の候補として考えられているものもある。 国際補助語は「国際補助的であること」を基準とし、設計・作成
ニカラグア手話(Lenguaje de Signos Nicaragüense、略称LSN、またはIdioma de Signos Nicaragüense、略称ISN)は、ニカラグア共和国において、1970年代から80年代にかけて自然発生的に誕生した視覚言語である。ニカラグアにおける聴覚障害者の公式の意思疎通手段であり、第一言語として定められている[1]。 世界で最も新しく誕生した言語とされ[2]、また、歴史上はじめて学者たちによって誕生の瞬間が目撃された言語であるとされる[3]。 ニカラグア手話は、ニカラグア・マナグアの聴覚障害を持つ児童たちによって生み出された。手話は年月と共に年少者へ受け継がれ、進化・複雑化していっており、80年代前半までの初期のものをLSN、80年代後半のものをISN、と呼称する[4]。また、聴覚障害者と健常者の間での手話をPSNと呼ぶ[1][4]。 ISNはLS
紀元前4千年紀後半の、初期の文字体系は突然発明されたわけではない。それらはむしろ古代の記号体系の伝統に基づいている。それら古代の記号体系は厳密には文字体系と分類できないが、文字体系の多くの特徴を強く連想させるので、原文字 (英語: proto-writing) と呼ばれることがある。それらは表意的な体系や、ある種の情報を伝えることのできる初期の簡略記号であったかもしれないが、おそらく言語的情報が欠けている。これらの体系が出現したのは前期新石器時代、紀元前7千年紀ごろだが、もっと以前の可能性もある (en:Kamyana Mohyla)。 特にヴィンチャ文字は紀元前7千年紀の単純なシンボルに始まり、紀元前6千年紀を通して徐々に複雑さを増していき、紀元前6千年紀のタルタリアのタブレットで記号の行が注意深く整列され、「文章」の印象を与えるまでに達した進化を示している。古代中近東の象形文字 (エジ
現代ヴァイ文字表の一部。 Ehとoh は広母音[ɛ, ɔ]。下の列のjgは[ŋɡ]。 g, h, w, m, n, ny, ng [ŋ], と母音で始まる音節は書かれていない。 ヴァイ文字(ヴァイもじ)は、西アフリカのリベリアで話されるヴァイ語を表記するために作られた、左から右へ書く音節文字。西アフリカ固有の表記体系としてはンコ文字と並んで多く用いられている[1]。 ヴァイ文字は、1833年ごろにモモル・ドゥワル・ブケレによって考案された。ブケレは、アラビア文字とラテン文字の存在、およびおそらくチェロキー文字に関する知識を持っていた[2]。1899年と1962年に標準化されたものの、ヴァイ文字は私信や個人の記録として使われることが多く、文字を正式に習うわけではないので、現実にはあまり標準に従っていない[2]。 1962年の標準では200あまりの文字が存在するが、音節表を埋めるために人工的に
文字盤を持つシクウォイア(19世紀の石版画) シクウォイア(チェロキー文字での自称[1][2]:ᏍᏏᏉᏯ;そのラテン翻字:S-si-quo-ya、1767年頃 - 1843年)は、チェロキーの銀細工師で、1821年に独力でチェロキー文字を創造した人物。その意図は、チェロキー語での読み書きを可能にすることであった。彼の発明は、文字を持たない民族の一員が実用性のある文字体系を独力で作り出した、歴史上唯一の例である[3][4]。その価値を認めたチェロキー族の間には急速にこの音節文字の使用が広まり、1825年には公式に採用された。彼らの識字率は周囲の白人入植者たちのそれを急速に追い抜いた[3]。 現代ではセコイヤ(チェロキー文字:ᏎᏉᏯ;ラテン翻字:Se-quo-ya, 通常の英語式表記:Sequoyah)とも表記される。英語名はジョージ・ギスト(George Gist)またはゲス(Guess)。
シクウォイア チェロキー文字とそのラテン文字転写、英語が併記された道路標識 チェロキー文字(チェロキーもじ)はチェロキー語を表記するために北米先住民族の銀細工師シクウォイア (ᏍᏏᏉᏱ、S-si-quo-ya)が発明した音節文字である。 チェロキー文字は音素文字であるラテン文字と異なり、日本語のかなのように1つの文字が原則子音+母音の組み合わせを指す音節文字である。音節を表す僅か85(当初は86)の文字でチェロキー語を十分に表記することができる。当初は一語につき一つの象形文字を定めていたが、考案した文字が数千にのぼった時点で親戚に燃やされてしまったために、音節文字を作ることになったという。ラテン文字に強い感銘を受け作られた文字であるためいくつかの文字は同一又は似通っているが、表す音価は全く異なる(例えば/a/ を表す字の形はラテン文字の D に似通っている)。 ラテン文字による翻字はときに
ロンゴロンゴの記された24の木片(文字板)が19世紀後半に収集されたが、風雨による損傷や、破損、焼失部分のあるものも多かった。これらは現在、世界各地の博物館に分散しており、イースター島に残っているものはない[注釈 1]。ロンゴロンゴの記された木板は流木など、大きさ、形状が様々なもので、中にはイースター島の首長の杖や、古くから伝わる鳥人信仰に基づいた伝統儀式(ある種の競技)における勝者(tangata manu = 「タンガタ・マヌ」、鳥人と呼ばれる)の小像、伝統的な女性用の三日月形の装飾品「レイミロ」(reimiro)に記されているものもある。また、ロンゴロンゴの短文を含んでいると思われるペトログリフも見つかっている。口伝による伝承では、少数のエリートのみがロンゴロンゴを使用することができ、これらの文字板は神聖なものであると言われている。 別の見解として、現存する全てがヨーロッパ人接触後に
三日月の屋根飾り ムスリムとキリスト教徒 レヒニッツ写本は、448枚の用紙(縦12センチ・横10センチ)で構成されており、それぞれのページには記号が9から14列ほど書かれている。この記号が何らかの文字なのか、それとも文字としての機能はないのかは判明していない。この記号列以外にも、宗教的あるいは世俗的もしくは軍事関係と見られる光景が描かれた87点の挿絵が含まれている。また、これらの挿絵には粗雑ながら十字架や三日月または卍などが至るところに描き込まれており、どうやらキリスト教徒やムスリム及び(仏教といったアジア系の)異教徒らが共存する場所が描かれているらしい。 写本の中で使われている記号の種類は、既知のどんなアルファベットの総数より約10倍以上は多い。しかし、一部の記号はめったに用いられていないことから、写本中の記号はアルファベットではないにしろ、日本語の仮名のような音節文字の一群(en:sy
ファイストスの円盤(ファイストスのえんばん)とは、クレタ島南岸にあった古代都市ファイストス(ギリシア語: Φαιστός、Phaistos、Phaestos、Festos、Phaestus)の宮殿の遺跡から見つかった、粘土製の遺物である。1908年7月3日にイタリア人の考古学者ルイジ・ペルニエル(英語版)が発見した。紀元前1950年から紀元前1400年ごろのものとされ、粘土のひもを渦巻き状に巻いて作られている。大きさは厚さ2.1cm、直径16cm、両面に独特のクレタ聖刻文字が刻まれている。紀元前1600年代、宮殿は火災によって被害を受けており、ファイストスの円盤も焼き固められた状態で見つかった。ファイストスの円盤はクレタ島のイラクリオン考古学博物館(en)に収蔵されており、一般にも公開されている。 ファイストスの円盤(A面) ファイストスの円盤は、線文字Aが書かれた粘土版が貯蔵された部屋で
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "未解読文字" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2007年3月) 人類は文字を獲得して以来、様々な事柄を文字にして記録に残してきた。昔の人間が書いた内容は様々な学問の分野において価値がある。しかし現在の視点から見て、昔の文字体系の全てが伝えられてきたわけではなく、詳細不明となった昔の文字体系の全てを解明することはできていない。 理由として以下のことが挙げられる。 既知の言語からかけ離れた関係の孤立した言語である。 発見された文献に使用されている文字の量が少なく、情報が不足している。 未解読とされる文字体系のいくつか(例とし
グーグルが新プログラミング言語「Noop」を公開しました。Noopは新旧のプログラミング言語からいいとこ取りをした、JavaVMで動作するプログラミング言語と説明されています。 Noopは、サン・マイクロシステムズで開催中の「JVM Language Summit」で、グーグルの2人のエンジニア、Alex Eagle氏とJérémie Lenfant-Engelmann氏によって発表されました。 すでにJVM Language Summitでの発表資料がPDFとして公開されており、その資料には、Noopのミッションが次のように説明されています。 Noop's mission Help teams develop software that is easier to understand and maintain. Noopのミッション 分かりやすくメンテナンスしやすいソフトウェアのチーム開
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く