名和晃平 金色に輝く巨大彫刻「空位の玉座」がパリ・ルーブル美術館に出現!黄金の玉座空位の意味は? : ジャポニスム2018 Throne ©Kohei NAWA | SANDWICH Inc. 21世紀を目前に控えたルーブル美術館のガラスのピラミッド内に、1人の日本人バックパッカーの青年がたたずんでいました。 約20年後、よもやあの時と同じ場所で、自分の作品を前に記者たちから取材を受けることになるとは想像もつかなかったことでしょう。 高さ約10.4m、重さ3tの黄金の巨大彫刻《Throne》「浮遊する空位の玉座」は全面ガラス張りのピラミッドから陽の光を余すところなく受けその圧倒的な迫力と眩い黄金の輝きで、世界中からやってきた来館者たちを魅了しています。本作品は約6か月間(2018年7月13日~2019年1月14日)、ルーブル美術館のピラミッド中央において展示されます。 前述の青年である彫刻