川崎市の福田紀彦市長は5日の定例会見で、在日コリアンへの差別的表現を連呼する「ヘイトスピーチ(憎悪発言)」について、「許されない行為だ」との認識を示した。 市内でも何度か行われているヘイトスピーチの現状に、福田市長は「人種だけでなく、国籍だとかそういったものを排斥する行為そのものが、人間としてちょっと許されないと思っている」と厳しく指摘した。 また、国家戦略特区について一部報道で川崎市などが選定される見通しとされたことには「国からの情報は特にもらっていない。新聞で読んだだけ」とした上で、「本当だったらうれしい。指定されることを期待している」と述べた。
