英グリニッジ電波研究所は18日、太陽系外から発信されていた人工電波の解読に成功したと発表した。発信源には高度な文明を持つ知的生命体が存在する可能性が高いとして、今後地球側からアプローチをかけて詳しく調査に乗り出す。 人工電波の発信源はかに座領域に位置する。この人工電波は16年9月、千葉電波大学丸山電波観測所の電波望遠鏡が初めて観測して以来、継続的に発信が続いており、各国で解析が進められていた。 観測された電波は同じパターンの波形が512秒間隔で繰り返されていることから、グリニッジ電波研究所では何らかの人工的な装置から発信されたものであると推定。また、パターンの中に繰り返しや共通部分など言語的な法則性が見られたため、物理学や言語学などの専門家からなる共同研究グループを1月に立ち上げ、内容の分析にあたっていた。 メッセージの分析は難航を極めたが、4月上旬、研究者の1人が電波強度をアルファベット