ブックマーク / sorae.info (3)

  • 50000番小惑星「クワオアー」に「環」を発見! 環をロシュ限界の外側で初めて発見

    土星に代表されるように、太陽系の天体の幾つかは環を持っています。当初、環は4つの巨大惑星、すなわち木星・土星・天王星・海王星でのみ知られていたため、天体が環を持つにはある程度の大きさが必要であると考えられてきました。しかし、2014年にケンタウルス族の小惑星カリクローで環が発見されたことで、小さな天体にも環が存在することが実証されました。その後も小天体の環の発見は相次ぎ、現在では小惑星のキロンと準惑星のハウメアでも環が発見されています。 小さな天体の環は極めて細く暗いため、望遠鏡で直接観測を行うことはできず、環を見つけるには「星」を観測する必要があります。小惑星が恒星の手前を横切ると、地球からは恒星が小惑星に隠されることで、一時的に消えたように見えます。これが星と呼ばれる現象です。環を持たない天体が横切る場合に恒星が消えるのは1回だけですが、環を持つ天体の場合は体の1回に加えて環が2

    50000番小惑星「クワオアー」に「環」を発見! 環をロシュ限界の外側で初めて発見
    Daniel_Yang
    Daniel_Yang 2023/02/16
    興味深い。なぜ衛星にまとまらず、環なのか。未知の理論があるのだなぁ
  • 観測史上地球に最も近いブラックホール「Gaia BH1」を発見

    一般に知られているように、「ブラックホール」はその強大な重力により、一定の距離 (シュバルツシルト半径) よりも近付いたものは光でさえ逃げ出すことができない非常に極端な天体です。 一方で、その極端な性質にもかかわらず、ブラックホールの存在はかなり一般的であると推定されています。太陽の5倍から100倍の質量を持つブラックホールは、天の川銀河だけでも1億個はあると推定されています。質量が太陽の数倍から数十倍の恒星質量ブラックホールに限っても、この宇宙に存在する普通の物質 (暗黒物質と暗黒エネルギーを除いた成分) のうち約1%を占めているとも推定されています。 しかし、 “黒い” を意味する言葉が示しているとおり、ブラックホールは単独では電磁波をまったく放射しません。近くにある別の物質が吸い込まれる過程で放出されるX線によって間接的に観測できるブラックホールもありますが、そのような活動的なブラッ

    観測史上地球に最も近いブラックホール「Gaia BH1」を発見
  • 変わった形の炭素結晶を「チェリャビンスク隕石」から発見

    2013年2月15日、ロシアのチェリャビンスク州上空を隕石が通過しました。隕石は昼間にも関わらず太陽よりも明るくなり、空中分解によって発生した衝撃波により数千棟の建物の窓ガラスが割れ、1500人近くの人々がケガをしました。隕石はその後地面まで落下し、現在では「チェリャビンスク隕石」という名前が付けられています。 チェリャビンスク隕石がもたらした災厄は、初めて確実な記録が残された大規模な隕石災害として名を残しています (厳密には、隕石は地面に落下した天体の破片のみを指す用語であり、落下中の天体は隕石とは呼ばれませんが、ここでは分かりやすさを優先して「隕石」と表記します) 。 【▲ 図1: チェリャビンスク隕石の塵は、大気中をしばらく漂い、やがて地面に落下しました(Credit: Uragan. TT)】さて、地上ではチェリャビンスク隕石の大小さまざまなかけらが見つかっていますが、他にもユニー

    変わった形の炭素結晶を「チェリャビンスク隕石」から発見
    Daniel_Yang
    Daniel_Yang 2022/08/22
    C60サッカーボールみたいな炭素単体の分子が飽和炭化水素から脱水素されてできる仕組み
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