2015年10月16日のブックマーク (2件)

  • 『動物を「道徳的配慮」の対象にする』

    アニマルライツとか、「権利」というと、「おおげさだ」といった反応もあります。 それらはそれらで良い概念と思いますが、誤解されやすくもありますね。 しかし、「動物(他種)を道徳的配慮の対象にする」との言い方ならどうでしょうか。 道徳的配慮 ethical consideration の対象にする、とはどういうことか。 これ自体にいくつか解釈はあり得ますが、全く人間と同様に扱うとか、 何の危害も一切加えてはならない、ということとは考えていません。 「内在的価値(その存在自体に価値がある←→道具的価値) を持つものとして接する」とか、 痛み・苦しみを感じうるものとして、それらをなくしたり減らしたりしていこう、 というような感じでしょうか。 「内在的価値」に関しては植物もこれを有するとの考えができますので、 私は「痛み・苦しみ」をポイントに動物問題を考えています。 ・・ 「他種について道徳的配慮を

    『動物を「道徳的配慮」の対象にする』
    DavitRice
    DavitRice 2015/10/16
  • 『動物問題に見る「パターナリズムと自己決定権」』

    動物関係の活動に古くからある批判が、 「勝手に動物の思いを代弁している」「擬人化しておせっかいをしている」 というようなものです。 ● 確かに、一部の「ペット愛好家」には、そのような傾向が見られなくもないですが、 この誤解はだいぶ解けてきたことと思います。 また、日SNS等では、海外に多い「特にアクションや活動をしないが、ベジやヴィーガンを志す人」 も、増えてきました。 ● で 「パターナリズム」という語があります。20世紀以降など、割と新しく使われている言葉です。 「パターナリズム」とは、「父親的温情主義」などとも訳され、 <強い立場にあるものが、弱い立場にあるものに対して、 人の意志に反しても、人のためになるよう(利益となるよう)、 行動に介入・干渉すること>です。 要するにこれは、「おせっかい」の面があるわけですが、社会ではよく見られます。 ・子供が嫌っても、栄養のあるものを

    『動物問題に見る「パターナリズムと自己決定権」』
    DavitRice
    DavitRice 2015/10/16