私はインフレターゲット政策そのものについて否定的なことを言ったことは一度もない、とあらかじめ断っておきますが。 まともな左派ならこういう風に「娘」という語を用いる人間を信用しないのは当たり前のことです。「歴史修正主義は箸の上げ下げ」発言だってわたしゃ忘れてませんからね。 「人格と主張の正しさは別」だと? しかし人権意識が残念な人間の提案というのは、人権を勘案して考えられたものではない以上、その提案に従うことが人権上の問題を引き起こすリスクは高いと想定するのは合理的です。 それはそれとして、「リフレ派」の言動を見ていると“莫大な財政赤字がある状況で増税回避、金融緩和”という選択が素朴な道徳的直感にどれほど反するものであるか、を過小評価しているようにしか思えないですね。「経済学的には間違っている」と主張するのは簡単なのでしょうが、「緊縮」がどれだけ人々の道徳感情にしっくりくるアイデアなのかを理
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