オウム真理教による一連の事件は21日、教団元幹部の遠藤誠一被告(51)=1、2審死刑=に最高裁判決が言い渡され、上告が棄却されれば全公判は終結する。以前に遠藤被告とも面会した松本サリン事件の被害者、河野義行さん(61)に、事件発生時から公判終結までの思いを聞いた。【聞き手・石川淳一】 夜、自宅の庭からカタカタと音がする。出てみると犬が倒れていた。部屋に戻ると今度は妻もけいれんしていた。子供たちを集めて救急車を呼び、私もそのまま入院した。 翌日には病院で警察の聴取を受け、「本当のことを言ってください」と。犯人扱いされ、1カ月後の退院時にはマスコミに囲まれた。きっと逮捕されると思っていた。子供を落ち着かせるため「何もしていなくても死刑になることもある。間違うのが人間なんだ」と言い聞かせた。だからオウム真理教が起こした事件だと分かったが、恨む気持ちはすぐ切り替えた。恨んでも幸せになれない。 それ
この会社の話は今とは違う時間此処とは違う世界のお話であることを最初に申し上げておく。創業半世紀にならんとするその会社は堅実すぎるくらいに手堅く経営してきたが昨今の不景気にのまれ苦しい状況にありました。この秋には顧客への対応のマズさから解約が続いています。解約にあった顧客は売上の10%を占めており正に火の車でありました。 社長は呑気なもので秘書課のマドンナ(58才)の話によると解約の報告を受けたときも「別にいいんじゃね。次に頑張ればいいし」といってサボテンをもふもふ撫でていたそうです。社員は驚きました。驚きます。社長の変身に驚きます。以前の彼であれば担当者に降格減俸などの厳しい処分を下していたでしょう。仕事でしくじった者へ厳罰を与えるにとどまりません。とある者は社長賞を受ける当日に緊張のあまり体調を崩して欠席。その欠席を理由にプラス査定はなくなったといいます。またある者はポマードが臭いのを理
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く