【AFP=時事】米グーグル(Google)は19日、自動運転車のエクステリア部に使用する粘着性素材で特許を取得した。自動運転車が歩行者と接触した際、歩行者がはね飛ばされずに車にくっついたままとなることを目的としたものだ。 特許文書の記述によると、車両のボンネットやフロントバンパー、フロントサイドパネルに使用される粘着材は、外側のコーティング層が割れることで、内側からハエ取紙のようなべたべたした表面が露出する仕組みだという。 特許出願者をグーグルとした5月17日付けの特許文書には「歩行者との衝撃で塗装が破れると、粘着層が露出する」とある。 またその他にも、「粘着剤が歩行者と車両を接着させるため、歩行者は車両が停止するまで車体にくっついた状態となる。歩行者がはね飛ばされることがなくなり、道路表面または他の物体との二次的な衝撃を防ぐことができる」 との記述もあった。 グーグルは特許出願書