ウクライナ軍に破壊されたロシアのT-90M戦車(5月9日、ハルキウ) Vitalii Hnidyi-REUTERS ロシアは、ウクライナに駐留する部隊に向けて、最新型戦車T-90M「プラルィヴ(Proryv)」の一群を送った、とイズベスチヤ紙が伝えている。 【動画】ロシア巡洋艦「モスクワ」の「最期」 同紙の報道によれば、戦車製造会社としては世界最大とされるロシアのウラルヴァゴンザヴォード社が、「ロシア国防省に向けて、T-90Mプラルィヴ戦車を送り出す厳粛な式典を執り行った」という。 このニュースは、ロシア国営の国内通信社RIAノーボスチも報じており、その日の人気記事のひとつになっていた。 戦車は、ロシアの愛国的な行進曲「Farewell of the Slav(スラブ娘の別れ)」(1912年の第一次バルカン戦争で、夫に同行したスラブ人女性たちのために作曲されたもの)が流れるなか、列車に積ま