カザフスタン・バイコヌール(Baikonur)宇宙基地で宇宙船ソユーズ(Soyuz)を先導するロシアの警察官(2008年4月6日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER NEMENOV 【4月17日 AFP】カザフスタン大草原地帯の奥地にあるバイコヌール(Baikonur)宇宙基地に足を踏み入れると、旧ソ連時代にタイムトリップしたような感覚に襲われる。ここに住む人たちの多くはこの状態を保ちたいと考えている。 インターネットカフェや看板はなく、ロシアの大都市で問題となっているフーリガン行為や外国人排斥暴動などの社会問題もない。 主要広場にはレーニン(Lenin)像が建てられ、世界初の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリン(Yury Gagarin)など旧ソ連の栄光をたたえる大きな表示が掲げられ、市職員は旧ソ連時代のようにゴミのない街を保とうと骨を折る。 バイコヌールに住んで40年になるロケット組み立て