そんなに簡単に過去のことを「水に流せる」ものではない。この点に関しては、私は前原誠司氏の怒りに完全に同調する。ただし、既に日本経済と財政が惨憺たる状態にあることは分かっていた上で政権奪取を目指したのだから、そうした状態を引き受ける覚悟は、当然民主党にあってしかるべき。
そんなに簡単に過去のことを「水に流せる」ものではない。この点に関しては、私は前原誠司氏の怒りに完全に同調する。ただし、既に日本経済と財政が惨憺たる状態にあることは分かっていた上で政権奪取を目指したのだから、そうした状態を引き受ける覚悟は、当然民主党にあってしかるべき。
田中康夫氏やみんなの党の山内康一氏が、政権発足から4~5ヶ月も経ったのだから、民主党は前政権の失政に責任転嫁するなという趣旨のことを書いているけれども、過去15年間くらいの間に自民党政権下で行われてきた経済運営の負の遺産は、これから10年かけたって取り返せない規模のものだ。
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