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2013年6月12日のブックマーク (5件)

  • 国立天文台 岡山天体物理観測所 | 晴天のスーパーアース?

    福井暁彦研究員(国立天文台)、成田憲保特任助教(国立天文台)、大学院生の黒崎健二さん(東京大学)らを中心とする研究チームは、国立天文台・岡山天体物理観測所の2台の望遠鏡を使用して、かに座にあるGJ3470bと呼ばれるスーパーアース(巨大地球型太陽系外惑星・注1)の大気を世界で初めて観測しました。この惑星は質量が地球の約14倍しかなく、これまでに大気が調査された太陽系外惑星としては二番目に軽い天体です。観測データの解析結果から、この惑星には厚い雲が無く、晴れている可能性が高いことが明らかとなりました。 図1. スーパーアースGJ3470bの想像図。惑星(手前)と主星(背後)の大きさは実際の比率と等しく描かれている。惑星が晴れた大気を持っているため、主星の光の一部が惑星の周囲の大気を透過して、赤いリングとして見える。大気が赤く見えるのは、夕焼けと同じ現象(レイリー散乱)が起こるため。(クレジッ

  • 群知能(<人工生命) - 静岡理工科大学総合情報学部人間情報デザイン学科・知能インタラクション研究室

    トップページ→研究分野と周辺→ 群知能(swarm intelligence)は、例えば鳥や昆虫の群れに見られるように、個体間の局所的な簡単なやり取りを通じて、集団として高度な動きを見せる現象(創発、等と呼ばれる)を模倣した計算手法として近年、研究が盛んになっている。 全体を統御する指導者は無く、平等な立場の個体の相互作用が全体を決めるボトムアップな方法となる。 進化型計算のうち、遺伝的アルゴリズムは交叉という個体間の相互作用があるので、群知能の一種と言える。 群知能は進化型計算を行なうものも多いが、鳥の運動のシミュレーション等は、進化型計算ではない。 両者は共に人工生命の一種として、共通部分を持つ関係と言える。 蟻コロニー最適化(ACO) 蟻(アリ)の群れは、各個体が以下のたった2つを行なう事で、エサのある場所から巣までの最短経路を群れ全体として見つけ出すという。 ・自分が通るときに「フ

  • 第11回 小さくて大きな可能性をもつ群知能

    光る木 『ナショナル ジオグラフィック』の2007年7月号を見ていたら嬉しくなった。ホタルが大量に集まって木全体が光っている写真が出ていたからだ。雑誌の写真だから夜光性の樹木かなにかのように見えるが、写真説明にも書いてあるとおり、この巨大な樹木いっぱいにとりついているホタルは点滅しているのだ。 それも全体が同じタイミングで点滅している。まるでクリスマスに樹木を飾るイルミネーションが電気仕掛けでシンクロしているようにだ。 これはインドネシアの写真だったが、ぼくはそれと同じ「ホタルの木」をパプアニューギニアのニューアイルランド島で見ている。 真夜中に島の人が「面白いものを見せてやる」というのでトラックの荷台に乗せてもらって山のなかに入っていったらそれがあったのだ。 最初は、ダミーのホタルで、1匹ずつが細いコードに繋がれていて、一定のリズムで点滅させているに違いない、と思ったが、近くにいってよく

  • 群知能とネットワーク型制御

    Ditty
    Ditty 2013/06/12
    2010年。
  • モノからヒトへ――群知能ロボットの進化

    精巧に人体を模倣することに成功したロボット。しかし、自律的かつ協調的に行動するには別の研究成果を活用する必要があるようです。ロボットがヒトに進化するには何が足りないのでしょうか。 この連載で過去数回にわたって紹介してきたロボットは、基的にはそれ単体のロボットとして設計され、それが人間とどう接点を持つか、という視点でとらえられてきました。しかし、ロボットが人間社会に深くかかわってくるにつれ、ロボット同士がお互いをどう認識するかについても注目されています。 例えば、ロボットがお互いを動く障害物としか認識していないとすればどうでしょう。この場合、ロボット同士が協調して作業することはありません。一方、人間社会をみてみると、人間同士が協調して生活しており、ここに人間とロボットのギャップが生じています。ロボットが自律的かつ協調的に行動するにはどうすればよいか、それを考えるのが「自律分散型ロボット」と

    モノからヒトへ――群知能ロボットの進化