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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (68)

  • 創刊100周年の「子供の科学」、100年分のバックナンバー電子書籍化に挑戦中

    今年9月で創刊100周年を迎える子供向け科学雑誌「子供の科学」──誠文堂新光社は6月19日、過去100年分のバックナンバーを電子書籍として復刻する方針を明らかにした。ただし課題も多く、作業が完了する時期については「まだみえない」としている。 電子復刻は、大日印刷傘下の丸善雄松堂(東京都港区)、イースト(東京都渋谷区)と共同で取り組んでいる事業。企画のスタートから約1年をかけ、創刊から10年分(1924~1934年)にあたる119冊を電子化した。 4月末にはKindleストアで10年分の電子復刻版を発売。1冊980円で「一流の技術者や専門家の解説を通して、当時の最新技術を垣間見ることができる貴重な記録となっている」。 子供の科学が創刊された1924年(大正13年)は、関東大震災の翌年。復興作業が進む東京で、次々と登場する最新技術を豊富な写真と詳細な解説で紹介した。例えば1926年9月号の特

    創刊100周年の「子供の科学」、100年分のバックナンバー電子書籍化に挑戦中
  • シャボン玉がレーザーに? 感度が良い圧力センサーとして機能 スロベニアの研究者らが検証

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 スロベニアのヨージェフ・ステファン研究所Humar Labに所属する研究者らが発表した論文「Smectic and soap bubble optofluidic lasers」は、せっけん泡(シャボン玉)を光学的な共振器として使用し、レーザー光を放出する技術を提案した研究報告である。 せっけん水と蛍光染料を混ぜた泡に光を当てることで、非常に小さなレーザーを作ることができ、これらは極めて微小な圧力変化や電場の変化に対して敏感であることを示した。 この研究では、ミリメートルサイズのせっけん泡をレーザー光で照らすことで、泡がレーザー光を放出する

    シャボン玉がレーザーに? 感度が良い圧力センサーとして機能 スロベニアの研究者らが検証
  • 「3Dデジタル生物標本」1400点以上、九大が公開 ダウンロード自由、メタバースでも利用可

    九州大学は8月26日、3Dモデル化した生物標1400点以上をオンライン公開した。被写体をさまざまな角度から撮影し3Dモデル化する手法「フォトグラメトリ」を使い、水生生物など700種以上1400点のデジタル標を作成したという。ライセンスはCC BY 4.0で、誰でも自由にダウンロードや配布が可能。 九州大学持続可能な社会のための決断科学センターの鹿野雄一特任准教授が開発した、生物標を対象としたフォトグラメトリ手法「バイオフォトグラメトリ」を使い、3Dモデルを作成した。これまで生物学分野ではフォトグラメトリはあまり活用されず、CTスキャナーやMRIでの内部構造のモデル化が主流だったという。 生物標は、分類学や生態学などの研究を進める上で重要な役割を担う。しかし、いくら厳重に管理しても標の劣化や退色は免れず、利用の際に紛失や損傷のリスクも付きまとう。そのため、近年多くの博物館では、標

    「3Dデジタル生物標本」1400点以上、九大が公開 ダウンロード自由、メタバースでも利用可
  • 「1Byteが8bitに決まったワケ」についての長い話 まずは「バベッジの階差機関」から

    いつものようにヘロヘロと仕事をしていると、突如担当編集の松尾氏からMessengerで「これに対するちゃんとした回答を書けるのは大原さんだなということで、また歴史物をお願いしたく」という依頼が飛び込んできた。 いやちゃんとした回答も何も、上のTreeで出題されたSEライダー氏が正解を出されているわけですが、歴史的経緯というか、ここに至るまでの話というのが長い訳で、その辺りを少し説明してみたいと思う。 ちなみに出題に少しだけ違和感がある(なぜ10bitがキリがいいと思うのか?)のは、筆者もこっち側の人間だからかもしれない。 回答の前に、その根底にある2進数採用の経緯 そもそも非コンピュータ業界の方からすれば、2進数がベースという辺りから違和感を覚えるのではないかと思う。実際、世界最初の計算機(≠電子計算機)とされる「バベッジの階差機関」(写真1)にしても、世界最初の電子計算機(※1)であるE

    「1Byteが8bitに決まったワケ」についての長い話 まずは「バベッジの階差機関」から
  • 月面探査機「玉兔2」による月の裏側の調査報告 暗い緑色に光るゲル状物質を発見

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 中国のハルビン工業大学とBeijing Aerospace Control Center、Key Laboratory of Science and Technology on Aerospace Flight Dynamics、中国科学院、中国空間技術研究院、カナダのライアソン大学、ドイツのLarge Space Structures GmbHによる研究チームが発表した論文「A 2-year locomotive exploration and scientific investigation of the lunar farside by the Yutu-2 rover」は、月面探査

    月面探査機「玉兔2」による月の裏側の調査報告 暗い緑色に光るゲル状物質を発見
  • 遠心力でロケットを飛ばす宇宙ベンチャー現る 音速の数倍で回転 エンジンなしで高さ数万フィートに到達

    遠心力を使って軌道上にロケットを飛ばそうとしている宇宙ベンチャーが存在する。米SpinLaunchは米ニューメキシコ州に設置した飛行試験施設で打ち上げテストを実施。ロケットの射出に成功した。 遠心力を使って軌道上にロケットを飛ばそうとしている大胆な宇宙ベンチャーが存在する。米SpinLaunchは10月22日、米ニューメキシコ州の商業宇宙港「Spaceport America」に設置した飛行試験施設で打ち上げテストを実施。ロケットの射出に成功した。

    遠心力でロケットを飛ばす宇宙ベンチャー現る 音速の数倍で回転 エンジンなしで高さ数万フィートに到達
    Ditty
    Ditty 2021/11/16
  • 「機械の脳」が現実に? 現実味を帯びてきた脳の人工再現――東大研究者たちが講演

    脳の機能を機械の身体に移植して、永遠の命を得る――サイエンス・フィクションの世界で夢見られてきたような未来が今、徐々に現実味を帯びつつある。 ライフサイエンス分野の事業に取り組む、LINK-Jは9月27日、「脳は人工的につくれるのか?〜脳の情報処理のフロンティアに挑む」と題したトークイベントをオンラインで開催。東京大学から気鋭の科学者2人が参加し、最先端の脳研究を披露した。 登壇者は東京大学大学院工学系研究科の渡辺正峰准教授と、東京大学生産技術研究所の池内与志穂准教授。渡辺氏は情報工学、池内氏は生物学の視点から脳の機能の解明を進めている。 脳とつながる機械で「意識のアップロード」目指す 神話の時代から多くの物語に描かれてきた「考える機械」は実現しうるのか。現代科学は、まさにその答えに手が届く位置にある。 脳神経科学者として“人工意識”をテーマに研究を進める渡辺氏。「意識を機械にアップロード

    「機械の脳」が現実に? 現実味を帯びてきた脳の人工再現――東大研究者たちが講演
  • 手描きキャラクターに深層学習で影 カラーでも

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米メリーランド大学ボルチモアカウンティ校とProject HATによる研究チームが開発した「Learning to Shadow Hand-drawn Sketches」は、キャラクターに影を自動的に追加できる、深層学習を用いた手法だ。 影付きスケッチを直接生成するのではなく、スケッチとは別に影画像だけを生成しているのが特徴。このため、スケッチと影を別々のレイヤーにし、それぞれを別個に編集できる。生成した影はそのまま使用でき、より高い品質を望む場合にはユーザーがさらに修正できる。 提案モデルは、 GAN(Generative Adversarial Network)をベースに、2次元スケッ

    手描きキャラクターに深層学習で影 カラーでも
  • 「皮膚に貼れるディスプレイ」がフルカラー化 スマホと連携、肌にハートや「いいね」マークを表示

    東京大学と大日印刷(DNP)は7月13日、皮膚に貼り付けられる薄型・伸縮自在の「スキンディスプレイ」をフルカラー化したと発表した。スマートフォンとBluetoothで接続し、カラフルな画像などを離れた場所からディスプレイ上に送信、表示できる。「従来は単色しか表示できなかったが、駆動回路を簡略化・小型化することでフルカラー化を実現した」と、研究チームの染谷隆夫教授(東京大学)は話す。 利用者は、遠隔地にいる友人や同僚からハートマークや「いいね」マークを送ってもらい、肌の上に表示することで、温かみのあるコミュニケーションができるという。東大とDNPは「遠隔コミュニケーションでの感情伝達を補う効果を期待している」としている。 連続稼働時間は約30~40分で、9000色以上の表現が可能。12×12個(144画素)のマイクロLEDチップを厚さ約2mmのゴムシートに等間隔で埋め込んでおり、ユーザーの

    「皮膚に貼れるディスプレイ」がフルカラー化 スマホと連携、肌にハートや「いいね」マークを表示
  • AIで1枚の人物写真から高精細3Dモデル作成 Facebookなど開発

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 南カリフォルニア大学、Facebook Reality Labs、Facebook AI Researchによる研究チームが開発した「PIFuHD」は、1枚の人物写真から衣服を着た人体3次元モデルを高解像に再構築する深層学習フレームワークだ。指や顔の特徴、衣服のひだといった細かい情報や、見えていない箇所まで3Dで再現する。 人物の3Dモデルを忠実に作成する場合、従来は「Light Stage」と呼ばれる、全方位に多数のカメラやセンサーを配置した球形ドーム型キャプチャーシステムが用いられてきた。しかし、Light Stageは高価なため一般的に導入は難しい。そこで1枚の画像から深層学習を用い

    AIで1枚の人物写真から高精細3Dモデル作成 Facebookなど開発
    Ditty
    Ditty 2020/06/18
  • Twitter、高画質JPEG画像をほぼ劣化させず表示するように 長辺4096ピクセル・5MBまで

    Twitterは、WebブラウザからJPEG画像をアップロードする際に、画質をほとんど下げずにアップロードできるように仕様を変更した。条件を満たせば、一眼カメラやiPhone11などで撮影した画像も劣化させずに表示できる。同社エンジニアが12月11日(現地時間)にTwitterへ投稿した内容から明らかになった。 この変更で、ブラウザ版Twitterから投稿されたJPEG画像は、(1)画像に回転情報がないこと、(2)長辺が4096ピクセル以下であること、(3)ファイルサイズが5MB以下であること、(4)圧縮率が1ピクセル/バイトより悪くないこと(つまり500万画素未満にもかかわらず5MBになるような低い圧縮率ではないこと)──という条件をクリアすれば、画質をほとんど下げずにアップロードできるようになる。計算上、最大で約1677万画素(4096×4096ピクセル)の画像でも劣化させずに表示で

    Twitter、高画質JPEG画像をほぼ劣化させず表示するように 長辺4096ピクセル・5MBまで
  • デジタル化は漫画家のワークスタイルをどう変えたか――連載作家が語る漫画制作の今

    山田胡瓜氏プロフィール 2012年にアフタヌーン四季賞で四季大賞を受賞。2015年から「AIの遺電子」(週刊少年チャンピオン/秋田書店)で連載を開始し(全8巻)、現在はその続編である「AIの遺電子 RED QUEEN」(別冊少年チャンピオン/秋田書店)を連載中(既刊4巻)。第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。 漫画家の働き方、というとみなさんどんなイメージをお持ちでしょうか? 子どものころ、僕の漫画家の働き方は島和彦さんの漫画「燃えよペン」に描かれたイメージそのものでした。漫画家の生きざまをコミカルに描いたこの作品では、作者である島さん自身を投影したと思しき主人公が、スタッフが寝泊まりできるベッドも備えた仕事場にアシスタントを何人も招き、締め切りに追われながら、ときに栄養ドリンクで英気を養い、ときに徹夜をいとわず、血眼になって漫画原稿を仕上げていきます。 私は子どものころ

    デジタル化は漫画家のワークスタイルをどう変えたか――連載作家が語る漫画制作の今
  • いよいよ施行された「改正著作権法」は、弁護士や学者にとってビジネスチャンスとなるかもしれない

    いよいよ施行された「改正著作権法」は、弁護士や学者にとってビジネスチャンスとなるかもしれない:「STORIA法律事務所」ブログ(1/3 ページ) 2019年1月1日から施行された改正著作権法には、学識経験者にとって新たなビジネスチャンスの可能性があるといいます。AIと著作権に詳しい弁護士の杉浦健二さんが解説します。 改正著作権法が、一部の規定を除いて2019(平成31)年1月1日より施行されました(新条文はこちら)。著作権法の改正にあわせて「著作権法施行令の一部を改正する政令」「著作権法施行規則の一部を改正する省令」も同じく2019(平成31)年1月1日より施行されています。 「著作権法施行令の一部を改正する政令」(官報平成30年12月28日・号外第290号) 「著作権法施行規則の一部を改正する省令」(官報平成30年12月28日・号外第290号) 著作権法の改正は既に多くのメディアが取り上

    いよいよ施行された「改正著作権法」は、弁護士や学者にとってビジネスチャンスとなるかもしれない
  • 「Cintiq 16」と海外産の廉価液タブを徹底比較 人気プロ絵師が描き心地をチェック

    こんにちは!イラストレーターのrefeiaです。最近、5万円を切るぐらいの低価格の液晶タブレットが絵師さんの間で流行っていますよね。自分は既にCintiq Proを使っているので必要というわけではないですが、どれくらい「使える」ものなのかはずっと気になっていました。それで、2018年の暮れに編集Gさんに声をかけたんですよね。 れふぇ ちょっと今更感あるけど、そろそろ海外メーカーの廉価液タブの横並びレビューとかやりたいんですけど…… 編集G いいですね! ところで来月、ワコムが廉価液タブを出すんですが れふぇ !? そういうこと先に言ってくれない!? 触りたい! ……というわけで今回は、ワコムの新機種「Cintiq 16」を交えて、編集部で用意できたXP-Pen「Artist 15.6」「Artist 16 Pro」、HUION「Kamvas Pro 13」を一気に見ていこうと思います。ちょ

    「Cintiq 16」と海外産の廉価液タブを徹底比較 人気プロ絵師が描き心地をチェック
  • ガンダムの宇宙世紀でインフレは起きたのか? (1/5) - ITmedia ビジネスオンライン

    ガンダムの宇宙世紀でインフレは起きたのか?:【新連載】元日銀マン・鈴木卓実の「ガンダム経済学」(1/5 ページ) SFや特撮の世界で経済はどのように動いているのか。大規模な戦争が描かれ、ときに政治の駆け引きが繰り広げられる世界ではあるが、経済についての描写は思いのほか少ない。 すぐに思い出せる範囲だと、「銀河英雄伝説」(OVA版)において、銀河帝国と自由惑星同盟の間にあるフェザーン自治領の策動もあり、経済に比較的スポットが当たっていたぐらいである。他の作品、例えば、2019年にアニメ放送40周年を迎える「機動戦士ガンダム」の世界はどのような経済だったのだろうか。それをさまざまな側面から分析するのがこの連載コラムのテーマである。 なぜ、数多あるSF・特撮の中で「機動戦士ガンダム」を取り上げるのか? それは筆者がガンダムテレビ放送開始と同じ1979年に生まれて以来、ガンダムとともに育ってきた

    ガンダムの宇宙世紀でインフレは起きたのか? (1/5) - ITmedia ビジネスオンライン
  • 「ルパン三世 PART5」に隠された“凄腕ハッキング”の手口 専門家が解説

    「ルパン三世 PART5」に隠された“凄腕ハッキング”の手口 専門家が解説:アニメに潜むサイバー攻撃(1/5 ページ) 連載:アニメに潜むサイバー攻撃 サイバー攻撃は、時代に合わせ、攻撃の対象や手口が変化してきました。しかし近未来の世界、最新技術へのセキュリティ対策はイメージしにくい部分もあります。そこで、そう遠くない未来、現実化しそうなアニメのワンシーンをヒントに、セキュリティにもアニメにも詳しい内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)の文月涼さん(上席サイバーセキュリティ分析官)が対策を解説します。第2回のテーマは「ルパン三世 PART5」です。 文月(以下F): あ゛あ゛あ゛あ゛~、格好いいよルパン! 小説なら「行間を読む」っていうやつ? 最近のアニメではとんと見なくなった渋い演出? ルパンと不二子ちゃんの黄昏(たそがれ)の電話とか、アミ[網]の沈黙と問いかけとか! んんもうサイ

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  • 月面で“大ジャンプ”する感覚? 跳躍力を拡張する「Lunavity」、東大が開発

    宇宙飛行士が月面で高く飛び上がる――そんな姿を、地球上でまねできるかもしれないデバイスが登場した。東京大学の暦研究室は、人間の跳躍力を拡張するバックパック型のウェアラブルデバイス「Lunavity」を、テクノロジーイベント「SXSW 2018」(3月18日まで、米国オースティン)で披露している。

    月面で“大ジャンプ”する感覚? 跳躍力を拡張する「Lunavity」、東大が開発
  • SpaceXのスターマンが地球に落ちてくる可能性は6%──トロント大学

    Falcon Heavyで打ち上げられたRoadsterは、同社のCEOで米TeslaのCEOでもあるイーロン・マスク氏の私物だったTesla製初代スポーツカー。チェリーレッドの車体で、ドライバーズシートにはSpaceX製宇宙服を着たマネキン(SpaceXは「スターマン」と呼ぶ)が乗っている。 研究者らによると、Roadsterが載っている楕円軌道上でRoadsterが地球に最も近づくのは2091年で、地球から月までと同じくらいの距離に来るという。計算の結果、向う100万年中にRoadsterが地球に衝突する可能性は6%という結論になったとしている。金星に衝突する可能性は2.5%。 また、軌道上のRoadsterを追跡している個人サイトwhereisroadster.comによると、向う数十年中で火星に最も近づくのは2020年10月7日で、その距離は約733万キロという。 【訂正:2018

    SpaceXのスターマンが地球に落ちてくる可能性は6%──トロント大学
  • 「CiNiiから論文が消えた」 研究者に困惑広がる

    CiNiiは、国立情報学研究所(NII)が運営している、論文などの学術情報で検索できるデータベースサービス。1997年以降、紙の論文を電子化し、CiNii上でPDFデータを無料公開する「電子図書館事業」(NII-ELS)を進めており、430万論文を電子化・公開してきた。 だが、NII-ELSが17年3月で終了し、国からの支援が途絶えた。国は、論文の電子化支援について、科学技術振興機構が運営する「J-STAGE」に一化する方針で、CiNiiの掲載論文もJ-STAGEなどに移行するよう各学会に推奨した。 これを受けCiNiiは、17年3月28日に論文PDFの公開を停止した。だが、J-STAGEへの移行作業は遅れており、多くの論文が移行できないままこの日を迎えてしまった。移行作業は各学会に任されおり、学会によって“移行度”にばらつきがある状態だ(学会誌の移行先と移行準備年度一覧)(紀要の移行先

    「CiNiiから論文が消えた」 研究者に困惑広がる
  • “ステルス人間”が実現する? レーダー波を抑える「メタスキン」、米大学が開発

    レーダーから見えにくくなるという「メタスキン」を開発したと、米アイオワ州立大学の研究者が発表した。フレキシブルで伸び縮み可能なのが特徴で、これで覆うことで物体をレーダーから発見されにくくすることができるという。研究が進めば、将来は可視光でも見えにくくなる“隠れみの”もできるかもしれない──という。 シート上のシリコーンに、外径5ミリ・厚さ0.5ミリ程度というリングの形を埋め込み、リングには液体金属のガリンスタン(ガリウム、インジウム、スズの合金)を満たした。リングはインダクタ(コイル)になり、またそれぞれのリングが持つ1ミリ程度の空乏層によりコンデンサーになるという。その結果リングは共振器として働き、一定の周波数のレーダー波を抑えることができるという。

    “ステルス人間”が実現する? レーダー波を抑える「メタスキン」、米大学が開発