好景気に沸く米経済の中で潜水艦建造という地道な仕事が人気がないのは想像にかたくありません。しかも技術の習熟に時間がかかるので、長期的な人材確保ができないと産業基盤そのものが成立しなくなります。そのため、これまでの米国では考えられないほどの支援策が稼働しているとDefense One記事が伝えています。翻って我が国の若者はどうでしょう。最近のNISAなど資産形成を訴える動きを見ると、地道な労働よりも金融財産を重視する動きと写り、日本も同様に製造業の担い手が後悔しないように制度を整備しないと大変なことになる気がするのですが。では、地道な努力より一攫千金を追い求める傾向が強い中国の造船産業がどうなっているのでしょう。手抜き工事が当たり前の国なので艦艇にもしわ寄せが実は潜んでいるかもしれませんね。 David Ragan rounds Turn 4 in the NASCAR Cup Series