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2016年12月2日のブックマーク (4件)

  • 宇宙の大規模構造の謎に迫る-「宇宙論的ブラソフシミュレーション」の高次精度化に挑戦 | 計算基礎科学連携拠点

    宇宙はなぜ泡のような構造をしているのか 宇宙は約138億年前に起こったビッグバンにより誕生したと考えられています。そして現在、宇宙は数千億個ともいわれる銀河が集まった「銀河フィラメント」※1と呼ばれる領域と、銀河がほとんど存在しない「超空洞(ボイド)」と呼ばれる領域が複雑に入り組んだ、泡もしくはハチの巣のような構造をしており、「宇宙の大規模構造」や「宇宙の泡構造」と呼ばれています(図1)。 この構造は宇宙の歴史や成分を解明するうえで重要な情報を含んでいます。従って、宇宙の大規模構造がいつ、どのようにして形成されたかを知ることは、宇宙の成り立ちを解明する上で欠かせません。そこで、コンピュータシミュレーションを使って、宇宙の大規模構造の謎の解明に挑戦しているのが、筑波大学計算科学研究センターの田中 賢(たなか・さとし)研究員です。 宇宙の大規模構造の原因はコールドダークマター 現在、宇宙の大規

  • 宇宙飛行士の視覚障害の謎解明か、障害は不可避?

    長期にわたる宇宙滞在が人体に及ぼす影響を調べる研究の一環として、国際宇宙ステーションでまる1年間過ごしたNASAの宇宙飛行士スコット・ケリー氏。2015年7月撮影。(PHOTOGRAPH BY NASA/GETTY) 長期間の宇宙滞在を終えて地球に帰還した宇宙飛行士の多くが視覚障害に悩まされ、なかにはずっと治らない人もいる。ある研究者たちが何年にもわたる考察と調査を経て、ついにその原因を特定したと考えていることを米放射線学会で発表した。脳を浸している液体が、不適切な場所に蓄積して眼球を押し、地球に戻ってきてからも元に戻らないほど一部を平らに押しつぶしてしまうのだ。(参考記事:「340日ぶり宇宙からの帰還、現場はカオスだった」) この状態は視覚障害脳圧症候群と呼ばれ、国際宇宙ステーションに長期滞在した宇宙飛行士の約3分の2が患っている。(参考記事:「ツメのけがに苦しむ宇宙飛行士」) この不思

    宇宙飛行士の視覚障害の謎解明か、障害は不可避?
    Ditty
    Ditty 2016/12/02
  • Ogaki Mini Maker Faire 2016

    Ditty
    Ditty 2016/12/02
    “現在は狩猟を通して自給自足を模索する兼業作家”
  • 不可思議な量子効果「真空複屈折」を示唆する初の観測成果

    強力な磁場を持つ超高密度天体である中性子星の観測から、80年前に予測された量子効果「真空複屈折」の証拠となる現象が初めて観測的に示されたとする研究成果が発表された。 【2016年12月1日 RAS】 中性子星とは、太陽の10倍程度以上の質量を持つ星が一生の終わりに超新星爆発を起こした後に残る高密度天体だ。その磁場は太陽の数十億倍と強力で、中性子星周辺の宇宙空間にも影響が及ぶが、宇宙空間は通常真空なので、中性子星から放たれた光は変化を起こさずにそのまま進むと考えられる。 しかし、量子電磁力学(quantum electrodynamics; QED)、つまり光子と電子などとの相互作用を記述する量子論によれば、空間は絶えず消滅したり出現したりする仮想粒子でいっぱいだとされている。そして、とても強力な磁場はこの空間に変化をもたらし、そこを通過する光の偏光にも影響を及ぼす。「QEDによると、強力な

    不可思議な量子効果「真空複屈折」を示唆する初の観測成果