反復する高速電波バーストが検出されたことを報告する論文が、今週掲載される。反復する高速電波バーストが検出されたのはこれが2度目で、今回の観測で新たに検出された13回の高速電波バーストに含まれている。なお、これらの高速電波バーストについては、同時掲載のもう1編の論文で報告されている。 高速電波バースト(FRB)は、銀河系外で数ミリ秒間継続する電波閃光で、その物理的な起源は分かっていない。反復するFRBは、これまでに1度だけ検出されており、FRB 121102と命名された。また、これまでの記録によれば、電波周波数が最も低いFRBは700メガヘルツだった。 今回、CHIME(カナダ水素密度マッピング実験)/FRBコラボレーションによる1つ目の論文には、CHIMEの観測装置によって新たに13回のFRBが検出されたことが紹介されている。そのうちの少なくとも7回は400メガヘルツで、これまでに記録され
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