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2019年1月14日のブックマーク (3件)

  • 【天文学】反復する高速電波バーストの2度目の検出 | Nature | Nature Portfolio

    反復する高速電波バーストが検出されたことを報告する論文が、今週掲載される。反復する高速電波バーストが検出されたのはこれが2度目で、今回の観測で新たに検出された13回の高速電波バーストに含まれている。なお、これらの高速電波バーストについては、同時掲載のもう1編の論文で報告されている。 高速電波バースト(FRB)は、銀河系外で数ミリ秒間継続する電波閃光で、その物理的な起源は分かっていない。反復するFRBは、これまでに1度だけ検出されており、FRB 121102と命名された。また、これまでの記録によれば、電波周波数が最も低いFRBは700メガヘルツだった。 今回、CHIME(カナダ水素密度マッピング実験)/FRBコラボレーションによる1つ目の論文には、CHIMEの観測装置によって新たに13回のFRBが検出されたことが紹介されている。そのうちの少なくとも7回は400メガヘルツで、これまでに記録され

    【天文学】反復する高速電波バーストの2度目の検出 | Nature | Nature Portfolio
  • 深宇宙から飛来する「反復する」電波、科学者らは当惑

    【1月10日 AFP】カナダの天文学者チームが、太陽系がある天の川銀河(銀河系、Milky Way)外部のはるか遠方から複数回にわたり連続的に放射された謎の電波を検出した。英科学誌ネイチャー(Nature)に9日、2件の研究論文が発表された。 これらの強力な電波が宇宙のどのような領域に由来し、どのようにして生成されたかは、依然として不明だ。 このいわゆる反復する「高速電波バースト(FRB)」は、新たに建設された、特定の目的を持つ電波望遠鏡を2018年夏に試運転した際に検知された。試運転では、望遠鏡が持つ来の性能のほんの一部だけを稼働させたという。 望遠鏡は「CHIME(カナダ水素密度マッピング実験)」として知られる世界で最も高性能の電波望遠鏡で、アンテナの面積はサッカー場ほどある。格稼働に入った現在、さらに多くの「謎のパルス電波」を検出できる状態にある。 今回の研究に参加した5か所の研

    深宇宙から飛来する「反復する」電波、科学者らは当惑
  • 銀河系外から繰り返しやって来る電波、2回目の検出

    その強力な電波信号は、最初に検出された反復的な高速電波バースト(FRB)の発生源までの距離の約半分である約15億光年のところで放射されていた。 新型の電波望遠鏡である「CHIME(カナダ水素密度マッピング実験)」が、反復的な高速電波バーストを検出した。1月9日にネイチャー誌に掲載された2件の論文によると、研究者らはCHIMEで13件の高速電波バーストを検出しており、そのうち6件は同じ位置から来たものだという(ネイチャー日版の記事)。反復的な高速電波バーストが観測されたのは、今回が2回目である。 CHIMEは一連の4基の半円形のアンテナを備えている。これらを一貫して同じ方向に向けたままの状態で、宇宙からの信号を捉えるのを待つ仕組みである。今回ネイチャーで報告された13件の高速電波バーストは、CHIMEが全面稼働するのを待つ試運転の間に検出されたものだ。 最初の反復的な高速電波バーストは20

    銀河系外から繰り返しやって来る電波、2回目の検出