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ブックマーク / note.com/takeuchi_kazuto (2)

  • 宇宙開発の政治史を記述した先駆的研究The Heavens and the Earth(1985)の紹介|武内和人|戦争から人と社会を考える

    1957年にソ連が打ち上げた人工衛星スプートニク1号はその後の国際政治の展開に大きな影響を及ぼす出来事でした。アメリカ国内ではソ連に宇宙開発で追い抜かれたという危機感が高まり、宇宙関連技術に関する研究と教育への関心が高まるきっかけとなりました。当時の大統領だったアイゼンハワー(Dwight David Eisenhower)も、この世論の高まりを受け、宇宙開発を推進しますが、同時に宇宙開発の軍事利用に歯止めをかける必要があると考え、軍隊とは別の連邦政府の機関として1958年の国家航空宇宙局(National Aeronautics and Space Administration, NASA)を設置しています。マクドゥーガルが1985年に刊行した『天空と地上:宇宙時代の政治史』は、この時期中心に冷戦時代のアメリカの宇宙開発政策の展開を捉えた先駆的な研究です。 McDougall, W. A

    宇宙開発の政治史を記述した先駆的研究The Heavens and the Earth(1985)の紹介|武内和人|戦争から人と社会を考える
  • これまでに発表した軍事学の翻訳資料の紹介|武内和人|戦争から人と社会を考える

    これまでに出してきた軍事学の翻訳資料をこの記事でまとめておこうと思います。もし興味がある方は一度Amazonでご確認ください。 ナポレオンの軍事箴言集初めて電子書籍を出すと決めたときから、『ナポレオンの軍事箴言集』にすることは決めていました。ナポレオン・ボナパルトは、自身の軍事思想をまとめた著作を執筆しようとはしていたようですが、結局完成させることができずじまいでした。そのため、死後に研究者が軍事学を研究する上で役に立ちそうなナポレオンの著述をまとめ、それが出版されています。 自分にそれなりの軍事学の知識があると思っていたので、作業に取り掛かることにしましたが、実際には解説を作る過程で相当の勉強を余儀なくされることになり、翻訳の難しさを痛感した一冊です。今でもこのときの勉強が自分の軍事学に対する理解の基礎となっています。

    これまでに発表した軍事学の翻訳資料の紹介|武内和人|戦争から人と社会を考える
    Ditty
    Ditty 2023/09/11
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