論文の隅っこに必ず書かれている、上のような番号、一度は見たことがあるかと思います。これは、DOI(Digital Object Identifier)と呼ばれるコードです。どういうものか、知っておくとちょっとだけ得できます。 DOIは、Web上の電子文献と一対一に対応しているコードです。商品に対するバーコードや、書籍に対するISBNコードと同類、と考えれば分かりやすいでしょうか。 一旦与えられたDOIコードは恒久的に使われます。電子ジャーナル配布サイトのURLが変わっても、DOIは変わりません。Web上の電子文献を、DOIを使って管理すれば、常に同じURLで論文にアクセスできる仕組みが作れます。既にそれは実現されており、ジャーナル読者に便利なシステムが構築されています。 さて、具体的な活用の仕方ですが、意外とカンタンです。 特定の電子論文が欲しいときには、ブラウザのURL欄に以下のように入