ブックマーク / masanork.hateblo.jp (4)

  • MIAUに対する微妙な想い - 雑種路線でいこう

    でもEFFのような何かができることには好意的な関心を持っていた。地デジにせよ、著作権期間延長にせよ、技術に明るく消費者目線の団体は日での論戦に於いて欠けていたピースだし、そういった趣旨の団体ができることには大賛成だ。一方でダウンロード違法化の問題から手を付けたことについては些か失望したし、自分としては参加し難く、応援し難くなった気もする。それは地デジや著作権期間延長の問題と比べて、ダウンロード違法化の問題は立場によって意見が分かれ主張の正統性が微妙だからだ。 然るに政治とは多数派を占めることである。多数派を占めるとは個々の問題設定を自分が多数派となるように再定義し、部分に於ける多数派という入れ子構造を通じて、少数を以て多数を統御することである。そのための公共の政治的言説とは「自分のためにこうしたい」が音であっても「世の中のためにかくあるべし」とパラフレーズするのだ。 インターネット

    MIAUに対する微妙な想い - 雑種路線でいこう
    DocSeri
    DocSeri 2007/10/23
    クレバーな集団であればあるほど、非合理の塊である政治に迎合して巧く立ち回るのが難しいんじゃないかと思う。
  • 課題は50年か70年かではなく死蔵と永久延長ではないか - 雑種路線でいこう

    「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」に行ってきた.シンポジウムの概要は報道されるだろうから詳述しない.議論を通じて感じたのは実は賛成・反対ともに50年か70年かという点に関して確固たる根拠がある訳ではなく,要はコンテンツの利活用促進と保護強化とで,どちらに重心を置くかという議論なのだろう. 噛み合っていない議論には不満もあったが,こういった平場に延長賛成派の方がご参加いただけただけでも画期的ではないか.三田誠広氏が文藝家協会として作家の死後50年未満であっても絶版した青空文庫に収録できるよう,パブリックドメイン化を希望する権利者について仲介するという提案をされたことが興味深かった.青空文庫から著作権の切れていない作品がリリースされるようになれば,かなりエポックメイキングな出来事という気がする.*1 議論を聞いていて不満だったのは,延長賛成派は報酬請求権による遺族の生活保障の議論

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    DocSeri
    DocSeri 2006/12/12
  • 雑種路線でいこう - GoogleやiPodの共通点と,プラットフォーム戦略の落日

    GoogleAppleの共通点はコモディティを組み合わせた垂直統合モデルを指向している点だ.Googleのサーバー群もiPodやIntel Macも,汎用部品を使うことでハードウェア・コストを下げている.一方で組み合わせや環境を限定することでソフトウェアのテスト工数を減らし,リリースサイクルを短期化して,単純で洗練されたユーザー体験を提供している. マイクロソフトはPCが各社独自仕様だった時代,ソフトやハードの互換性を保つ薄い層(BASIC, DOS, Windows)を提供することでエコシステムを構成し,水平分業による競争を促し,PCや部品の価格を劇的に引き下げた.LinuxGoogle,iPodいずれも,PCエコシステムによる部品の汎用化と低価格化がなければ,そもそも登場しなかったのではないか. 水平分業の枠組みを提供し,プラットフォームを握る戦略は,ハードウェアをコモディティ化す

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    DocSeri
    DocSeri 2006/04/21
    日本が「猿真似」で成長する時代は既に終わってるんだよ、と。
  • さまざまな憂鬱とわたし - 最初から悪意の黒幕なんかいない(かも知れない)という話

    昨日今日と相変わらず「きっこの日記」に振り回され気味なんだけど、この視点は大事。邪推を捨てて、ものすごく好意的に仮説を立ててみよう。木村建設も総研も最初は欠陥建築をつくるつもりなどなかった。優秀な構造設計事務所が、地震係数の低い地域で鉄骨70Kg以下でも耐震基準を満たしたホテルをつくった。彼らが東京に進出したとき、地震係数の違いも小間の多いホテルと開放的な間取りのマンションとの違いも分からずに「広島のホテルではできたんだから」とか何とかいって、同じ鉄骨量を別の構造建築士に押し付ける。 建築士のスキル不足か、間取りや地震係数の違いからかは分からないけど、どう計算しても基準に収まる設計ができない。けれども建設会社は経験から「できないはずはないんだから」といい、鉄骨の減らし方も具体的に提案してくる。建築士は最初こそ「できないものはできない」と突っぱねても説得できず、宥めすかし脅かされて、いわれて

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    DocSeri 2005/12/20
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