政治資金をめぐる問題で前の市長が辞職したことに伴う大阪・堺市の市長選挙は、大阪維新の会の新人、永藤英機氏が初めての当選を果たしました。 ▽永藤英機(維新・新)当選 13万7862票 ▽野村友昭(無所属・新)12万3771票 ▽立花孝志(諸派・新)1万4110票 大阪維新の会の永藤氏が、自民党や立憲民主党などの地方議員が支援した元堺市議会議員の野村氏らを抑え、初めての当選を果たしました。 永藤氏は兵庫県出身で42歳。これまでに大阪府議会議員などを務めています。 選挙戦で、永藤氏は、前の市長が政治資金をめぐる問題で辞職したことを受けて、市政の刷新を図るため、市の事業を総点検すると訴えました。 また、大阪維新の会が推進するいわゆる「大阪都構想」については、堺市が加わるかどうかの議論は時期尚早だとして、経済の活性化などに優先的に取り組むと訴えました。 永藤氏は「堺の魅力や可能性は、大阪府、大阪市と