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2006年5月12日のブックマーク (4件)

  • PS3はゲームとゲーマーを踏み台にしたいだけのような - おれはおまえのパパじゃない

    http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0605/09/news046.html http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0510/kaigai269.htm http://www.rbbtoday.com/news/20060510/30738.html http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITew000009052006 久夛良木さん的には「PS3はゲーム機ではありません。総合コンピュータエンタテイメントを提供する一プラットフォームです」ということらしいのですけども、「”ゲーム機として” というくくりでは考えてほしくない」と言ったその口でいきなり「ゲーム好きの人なら間違いなく買ってくれる」とか言ってみたり、何が何やらよくわからない。とりあ

    PS3はゲームとゲーマーを踏み台にしたいだけのような - おれはおまえのパパじゃない
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  • 空中キャンプ- 「イェルサレムのアイヒマン」を読む/第二回 -

    アイヒマンは、ナチスドイツで「ユダヤ人問題」のみを専門的におこなう、唯一の立場にあった男である。このテキストは、イスラエルでおこなわれた、彼の裁判についての記録という形式をとっている。600万のユダヤ人殺戮におおきく関与した男。1961年におこなわれたこの裁判は、世界中に注目され、ナチスのユダヤ人迫害の事実がひろく知られるきっかけにもなった。 ヨーロッパ中のユダヤ人を追いまわし、600万人を殺すという、「人間の理解を超える苦難」(p164)の中心にいた者が、いったいどういう人間なのか。おそらく、常識では考えられない精神の持ち主であろうと、誰もが考えるはずである。きっと、どんなおそろしいできごとにも、眉ひとつ動かさないような、尋常ならざる冷徹さを持っているのではないか。ところが、法廷に立ったアイヒマンの言動は、その予想をおおきく裏切るものだった。 ただのおっさんだったのである。 気がちいさく

  • 空中キャンプ - 「イェルサレムのアイヒマン」を読む/第一回

    ヨーロッパにおけるユダヤ人迫害について、あらためてきちんと資料を読んでみようと考えたのは、わりと最近のことで、それはこの問題が、映画小説などでひんぱんに取り上げられるおおきなテーマでありながら、わたし自身、その具体的な事実や、歴史的経緯、ナチスドイツの成り立ちなどについて、ほどんどなにも理解していなかったと気がついたためである(わたしはずっと、アウシュヴィッツはドイツにあるのだとおもっていた*1)。そこから、関連する資料や評論、研究を読みすすめていくうちに、この問題について論じられた、「イェルサレムのアイヒマン」という有名なの存在を知った。そして、ハンナ・アーレントという、ユダヤ系ドイツ人女性によって書かれたこのテキストを読み、できるだけなにかを考え、それを文章にすることはできないかとおもったわけである。 なぜ、1930- 40年代のヨーロッパや、ナチスドイツについて考えるのか。それを