乳児突然死症候群 (SIDS)って何ですか? まずは乳児突然死症候群の定義ですが; それまでの健康状態および既往歴からその死亡が予測できず、しかも死亡状況調査および解剖検査によってもその原因が同定されない,原則として1歳未満の児に突然の死をもたらした症候群 と定義されています。 わかりやすくいうと『1歳未満の小児の原因不明の突然死』のことを『乳児突然死症候群』といいます。 乳児突然死症候群の歴史 乳児突然死症候群(SIDS)の概念は1969年に米国で提唱されました。 遅れること10年強の1982年、日本ではようらく厚生省研究班によって定義されました。 乳児突然死症候群 (SIDS)の頻度ってどれくらい? 乳児突然死症候群は、米国では1/ 1800の頻度で起こっています。 つまり、1800人の子供が出生して、そのうち1人が乳児突然死症候群で亡くなっています。 乳児突然死症候群は、乳児の死因第
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