2011年も色々なことが起きるだろう。 しかし基礎である経済が安定を守ってくれないとこれは 話にならない。 2011年は一言で言えば、通貨戦争につきる可能性はある。 そうはいっても今世界が抱える火種をしっかりと認識しておく必要がある。 それは、大きく4つあるのではないだろうか。 一つ目は、ドルの信用失墜だ。 もう米国の個人消費の回復は期待できない。あの米国の貯蓄率は 今や6%ある。これは少ないのか?実は日本は2%にすぎないことを 考えると大きい数字ではないだろうか。 日本は少し前は貯蓄から消費へと政府すら言っていた。 勿論それはそれでやるべきなのであるが、93年に14%もあった 貯蓄率は今や2%に落ちてきているのだ。 これは貯蓄ができてない人が増えてきていることが大きい。 貯蓄できる人が多く貯蓄しているのが日本の実情である点も見逃せない。 さらに米国の場合は商業不動産の貸し出しが不良債権化