※タイトル変えました(2013/05/08)【旧:Ruby で「Y Combinator」のうれしさに迫る。】 ※ここでの Y Combinator はベンチャーキャピタルではなく、不動点コンビネータ - Wikipedia のほうです。あらかじめご了承ください(^ ^; はじめに かなりのいまさら感ではあるが、導出過程などがいくつかの記事で解説されていたりする Y Combinator。 Schemeによる導出過程の例などを見ると、「再帰関数を、自分の名前を使わずに表現する」のが動機とある。 はて。これが何の役に立つの? うーん、うーん。。と考えて、わりとシンプルな例を考えてみた。 Y Combinator 使わない版 (1) とりあえず定義 で、今回は再帰の定番、階乗とフィボナッチ数列、さらにSICPの練習問題(Exercise 1.11)の例を使って考えてみる。 # 階乗 fact