ジェネリックで医療費削減に 10月19日 4時34分 価格の安いいわゆる「ジェネリック医薬品」を使うとどれだけ節約できるか、健康保険の加入者に個別に通知したところ、およそ4人に1人がジェネリック医薬品に切り替え、医療費の削減につながっていることが、中小企業のサラリーマンなどが加入する協会けんぽの調べでわかりました。 ジェネリック医薬品は、特許が切れた新薬と同じ成分で作られた後発薬で、開発費用が抑えられるため、新薬に比べると2割から7割程度、価格が安くなっています。このため、医療費増加にあえぐ協会けんぽでは、ジェネリック医薬品の使用を促すことにしたもので、ことし1月以降、40歳以上の加入者145万人にジェネリック医薬品を使うと、どれだけ医療費の自己負担額を節約できるか個別に試算し、具体的な金額を示した文書を送りました。このうち20道県の58万人を調べたところ、24パーセントに当たる14万人が