最後のプレゼンはBecker先生です。 ベッカー先生は、以前、東海村の臨海事故(ウランをバケツからひしゃくでうつしていて被ばく)のときにも来日して対応に協力をしたことがあるそうです。 ---------------------------- 「本当は、楽しい理由で再来日したかったのですが」とのコメントで始まりました。 内容は、「生活共同体としての対応、心理的影響、そしてリスクコミュニケーションに関する問題。 効果的なコミュニケーションがいかに重要か」 まず話を「リサーチ」と「現場の経験」に分けてします、との説明。 コミュニケーションは災害時においても/平時以上に重要となります。 特に、「明快で正確」が重要。 ここをまちがえると、人々が行動をあやまる、また人々の信用を失うことにつながります。 リスクコミュニケーションの領域でも、「放射線の被ばく」は、最も恐れられているhazardのひとつ。