9月からの不活化ポリオワクチン導入 2012年4月23日の第3回不活化ポリオ検討会で、9月1日から全国一斉に生ポリオワクチンから不活化ポリオワクチンに切り替えることが発表されました。長年、生ワクチンから不活化ワクチンへの切り替えを訴えてきた関係者は、やっと一段落した気持ちになったようでした。しかし、問題はどうやら終わってはいないようなのです。 もちろん「ボストン便り 第37回目 ポリオのアウトブレイク、危機は今」で書いたように、9月の公費による不活化を待っての接種控えも増えるでしょうから、ポリオの流行期でもある夏を乗り越えられるかという問題が危惧されています。それに加えて、今、また別な問題も湧きあがり、関係者を困らせています。それは、ワクチン価格の問題です。 不活化ワクチン、高額の不思議 9月の接種で使用される不活化ポリオワクチンは、4月に承認されたサノフィパスツール社製の「イモバックスポ
上小阿仁村の村立上小阿仁国保診療所長を務める男性医師(49)が、村に辞意を伝えていたことが13日分かった。退職日は未定。村は慰留を諦め、無医村を避けるため後任探しを始めた。村では連続して3人が就任から1年ほどで辞意を示したことになる。 村によると、医師はことし5月、診療所事務長を通じて村に辞意を伝えた。中田吉穂村長が直接慰留に努めたが、意思は変わらなかった。村は後任が決まるまで診療の継続を期待している。 医師は昨年6月、村の公募に応じて北海道北見市から赴任した。退職理由について、取材に「内地の気候が合わないからで、後は特にない」と話した。 前任の女性医師は京都府福知山市から2009年1月に就任したが、一部住民との不和が原因で10年2月に辞意を示した。多くの村民の慰留で一度は辞意を撤回したが、後任が見つかったのを機に昨年5月末に退職した。 この女性医師の前の男性医師は、公募で採用され
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