東京都の感染者数が未曽有の事態となってきました。救急搬送困難例が相次いでおり、このままいくと、軽症中等症病床で人工呼吸器装着患者さんを診る事例が右肩上がりに増えてくるかもしれません。 西浦先生のシミュレーションを見ていると、背筋がゾっとします。退院基準の緩和も重要ですが、重症病床の積み増しはこれ以上難しいのでしょうか、壊れていく医療を目の当たりにするのはつらいですね・・・。 大阪府は全体の感染者数は第4波のアルファ型変異ウイルスほどの水準にはないものの、入院患者数が同じくらいになっています。第4波のときに厳しくハードルが上がった入院基準が、今回なぜか少し閾値を下げて入院してくるケースが多いような気がします。若い人が多いから私がそう感じるだけかもしれませんが、大阪府入院フォローアップセンター、もう少し厳しくしなくても、大丈夫でしょうか?