後期高齢者医療制度の話は実は苦手です。重大な医療問題である事は百も承知ですし、解説を試みた事もありますが、どうにも実感として伝える事に成功していません。理由としては小児科医なので直接関係せず研究に力が入らなかったのは白状しておいても良いですし、サラッと解説しようとも複雑な制度のうえ、政府のプロパガンダ解説では難点を玉虫色にボカされて真相を読み解くのに非常な努力を要するからです。先日も後期高齢者医療制度を強行採決したのは安倍政権と書いたら、きっちり「小泉政権時代だ!」とお叱りの訂正コメントが舞い込む始末です。 後期高齢者医療制度が成立した頃の出来事を少しまとめてみたいと思います。 Date 事柄 2005.9.11 郵政選挙 2006.2.18 福島事件逮捕報道 2006.6.13 後期高齢者医療制度強行採決 2006.8.24 堀病院強制捜査報道 2006.9.26 安倍政権発足 2006