flickr_crabchick 日本の産業技術総合研究所と住友化学が共同開発した調光シートが、海外でも高い評価を受けている。見た目は薄いただの透明のシートだが、窓ガラスに貼れば屋外から差し込む光を調整でき、夏は日差しを遮り、逆に冬はふんだんに日光を取り入れられるというスグレモノである。 産総研によれば、調光シートは2枚の透明シートを貼り合わせたもので、夏と冬では太陽光が差し込む角度が異なるのを利用し、全反射現象により夏は光を遮断し、冬は光を通すことができるとか。しかもシート自体はもちろん、窓から見える風景は夏も冬も何ら変わらない。調光シート自体は何も変わらないのに、季節に応じて自動的に差し込む光の量を調節してくれるという。 くだんのシートは現在横浜で開催中の「自動車技術展」にて紹介されており、2、3年以内には商品化される見込みである。最近エコな商品に敏感な欧米の各サイトでも多数取り上げら