正義感とか、観念的な話で盛り上がるのもいいけど、学術的、定量的研究をもとにして話をするとエラい人に見えるかもよ。ということで、タダで全文あるいはアブストが読める研究論文をいくつか。 2ちゃんねるが盛り上がるダイナミズム……アブストのみ無料。大学などからは全文閲覧可能。また、http://www.miv.t.u-tokyo.ac.jp/papers/matumura_IPSJ_2ch.pdfで公開されている。フレーミングは議論を阻害するか : 2ちゃんねるは何故面白い?……アブストのみ無料。大学などからは全文閲覧可能ネットに媒介される儀礼的パフォーマンス : 2ちゃんねる・吉野家祭りをめぐるメディア人類学的研究……全文閲覧可能2 ちゃんねる研究 改訂版……1番目の論文の著者の松村真宏氏による電子掲示板上のコミュニケーションにおける自己開示の返報性と感情的側面に関する分析……アブストのみ無料。
朝日新聞のニュースサイト「アサヒコム」にソーシャルブックマークの代表格・はてぶが搭載されました。これはインパクトが大きいです。ディープリンクの問題をどうしていくのか、そして「自前主義」からの脱却の動き、この2点が他の新聞社にもこれらが広がるかが注目されます。 日本の新聞業界は原則的に、いわゆるディープリンクを禁止しています。 参考・高木浩光@自宅の日記、同「リンクの話まとめ」 日本新聞協会は「ネットワーク上の著作権について」で著作権とリンクについて説明してますが リンクや引用の場合も含め、インターネットやLANの上での利用を希望されるときは、まず、発信元の新聞・通信社に連絡、ご相談をしていただくよう、お願いします。 と、リンクする場合は、サイトを開設している新聞社に連絡するよう促しています。 このようなリンク問題は読売新聞が最も強行で 読売新聞社では、リンクはヨミウリ・オンラインのトップペ
ユーザー体験を軸にニュースを探していた私にとって,CES期間中で一番の衝撃は皮肉なことに同時期に開催されたMac World ExpoでのiPhoneの発表だった.iPod以来Appleはデバイスからユーザーに分かりにくい機能は全て省き,連携するパソコン側に持たせる戦略を取ってきた. これはデバイスに詰め込める機能は全て詰め込むという日本の家電メーカーや世界のITベンダの姿勢と対照的である.利用者から分かりにくい機能とは,単に煩雑な操作だけでなく,意識しなければ困ったことの起る状態や一貫性の欠如を含む. 中島氏は「アップルはいったい全体、なんでiPhoneを使って直接iTune Music Storeから購入できるようにしなかったのだろうか?」と謎かけしているが,この割り切りはAppleの戦略を端的に示している. まず操作の煩雑さ.小さな画面と指を使った操作は既存コンテンツを快適にブラウズ
著作「ドキュメンタリーは嘘をつく」をTV番組化することになったドキュメンタリー作家・森達也は、旧知の映画監督・村上賢司を呼び出す。「番組の本編は自分でやるがそのメイキングを制作してくれないか」という依頼をするためだった。さらに、リポーターを起用したいので人選も任せるという。 村上は、映像作家を目指している吉田という女性をリポーターとしてスカウト。番組は、メイキングの映像も織り交ぜながら展開する。 藤原ヒロシ(DJ・プロデューサー)や原一男(『ゆきゆきて、神軍』監督)・佐藤真(『阿賀に生きる』監督)・緒方明(『いつか読書する日』監督)といった錚々たる顔ぶれの監督との対談やイベント収録など最初は順調に撮影が進むが…。
まぁ、潰れる潰れると評判の2ちゃんねるですが、2ちゃんねるは就業時間の合間の心のオアシスなので、潰れないで欲しいものですなぁ。さて。 2ちゃんねる型「正義感」のいやらしさ http://www.kotono8.com/2007/01/13justice.html これ読んで、「2ちゃんねらー」の定義についてちょいと考えてみた。 結論からいうと、「2ちゃんねらー」ってのは誰でもないんだと思う。 松永さんによる「2ちゃんねらー」の定義は 「2ちゃんねらー」と言ってもいろいろな人たちがいるのは当然である。たまたま検索結果で2ちゃんねるのページを閲覧した人も、毎日毎時間書き込んでいるvipperも、どちらも「2ちゃんねる利用者」であることには違いがない。 このページでは仮に「2ちゃんねるコミュニティに帰属意識がある人」と定義してみたい。つまり、2ちゃんねるが批判されると腹が立つ人である。 と言った
引用紹介、補足と反論とかです。 2ちゃんねる型「正義感」のいやらしさ [絵文録ことのは]2007/01/13 嫌儲とかいう単語を使ってくれているので、言及しようと思ったのですが、なんか途中で面倒になって中途半端に補足、反論しておきます。 言及していないところは、だ~いたい、同意、くらいに思ってください。 このページでは仮に「2ちゃんねるコミュニティに帰属意識がある人」と定義してみたい。つまり、2ちゃんねるが批判されると腹が立つ人である。 この定義は面白いね、色んな事件に合致するというか、少なくとも2ちゃんねるにどれだけ書き込んだら、とかいう定義よりよっぽどまともだ。 ただ、次の文章がちょっと誤解されやすい。 私の嫌いなのは、こういう「2ちゃんねるコミュニティに帰属意識がある人」たちの振りかざす社会正義なのである。 こんな文章を繋げちゃうと、帰属意識がある人=2ちゃんねら=正義を振りかざす、
2ちゃんねる型「正義感」のいやらしさ (絵文録ことのは さま) 一見、核心を突いているように見えなくもない文章なのですが、実際のところ、文中の「2ちゃんねらー」を、「日本人」に変えても、「ブッシュJr.」に変えても、あんまり違和感を感じないぐらいの普遍性はあるなぁ、というのが正直な感想。 そういえばおいら自身、つい最近 2ちゃんねるユーザーの帰属意識について指摘したような気がするなぁと思いつつ過去記事漁ってたらやっぱりありました。せっかくなので引用しておきますね。 ただ、最近思うんだけど、2ちゃんねるって、イマイチ 2ちゃんねる以外との繋がりが希薄だよな、って思えちゃうのよね。まぁ、2ちゃんねるに限らず、多くの掲示板主体のサイトにも言えることだけど、ログが流れて dat 落ちする 2ちゃんねるには特に言える事のような気がする。2ちゃんねるって、ひろゆきがいうような「ネットの一部」というより
この記事(2ちゃんねる型「正義感」のいやらしさ [絵文録ことのは]2007/01/13)はとても面白い。2ちゃんねらーの言動の傾向を俯瞰してみると、確かに正義感を裏付けとしたものも少なくないように感じる。では、その正義感の実体とはいかなるものか…と分解してみる。松永氏も指摘しているが、2ちゃんねるの話しに限らずおしなべて正義感とは徹頭徹尾後ろ暗いものなのだ。正義はその対として悪を以って成り立つ存在であり、本人自身(或いはその意見の立脚点)を正しくするには悪の悪たらしめる要素を比較対比し責め立てることをおいて他ありえない。 翻ってみれば、正しさとはそれ自身の検証も当然必要な概念である。正しさはそれを言い出した段階では海のものとも山のものともつかない。もっと突き詰めて言えば、未検証の正しさは疑われて然るべきであり、既に検証された正しさは更に執拗な検証に耐える試練を進んで受け入れるべきものだ。正
本エントリでは、実名・ハンドル名(顕名、匿名含む)間での確執に関する記事を収集追記する。(適宜覚書はてな異本 - 匿名論を洗うと芋蔓式にあれこれ出てくるなでも別途収集したが、分類を行っていない。吸収出来るものは、こちらに纏める)各項の表題は自分の解釈による恣意的表題をつけるが、不適当の場合ご指摘頂きたい。また、分類の都合から内容を固定せず必要に応じ編集することになる見込みである。(とりあえず順不同、大枠で纏めるが、そのままだと自分も分からなくなるので) 実名のメリット Latest topics > 匿名志向の文化のせいで被害が拡大したということはないだろうか - outsider reflex 日本の匿名志向偏重はずけずけと面と向かって物を言うことを回避する風土、国民性によるものという仮説 歌田明弘の『地球村の事件簿』: 日本のネットが匿名志向の強いその理由 歌田明弘の『地球村の事件簿』
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