日本人が二人ノーベル化学賞をとったとのことでしばらくぶりに明るいムードになっている。 日本人はノーベル賞がとれない国として揶揄され続けてきたが、もうすぐ20というレベルで、近々、ロシア(+旧ソ連)やスイスを抜かすことだろう。すると、主催国のスウェーデンを除くと、日本より上の国は、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスという旧主要国だけになり、そんなに諸外国と遜色のない状況と言えるようになるはずだ。実際、この10年というレンジで見ると、アメリカ以外の国にはほとんど負けていない。もちろん、ヨーロッパとアメリカを除くと日本はダントツとさえ言える。以前から、あるいは今でもこの受賞に人種差別が言われていることを考えると相当日本は健闘している。 ただ、日本の特色は、物理と化学だけがやたらに強く、文系の賞や医学生理学賞が弱いという点はある。 文系の賞は語学が弱いという点はあるのだろうが、日本の経済学者を見
ノーベル化学賞の受賞が決まり、電話で話す根岸英一米パデュー大特別教授=6日、米インディアナ州の自宅(AP) 【ウェストラファイエット(米インディアナ州)=松尾理也】「たぶん、今日から人生が変わる」。ノーベル化学賞を受賞した米パデュー大特別教授の根岸英一氏(75)は6日、同大で会見に臨み、受賞の喜びを語った。 「前日、家内に『百に一つくらいの確率で(受賞が)あるかもしれないぞ)』と話していたんです」。そう述べた根岸氏は、「実は数年前に(ノーベル賞受賞者でもある)恩師のハーバード・ブラウン教授に『ノーベル賞に推薦しておいたぞ』と言われていた。候補に上っていることはわかっていたので、まったくの驚きだったというわけではない」と、内幕を明かした。 「ノーベル賞をとるという、50年来の夢が現実になった。これからの人生、喜びも責任も含めて、違ったものになると覚悟しています」 「頭脳流出組」の先駆けとして
酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba 優しさについて考える時、私はいつもその人を思い出す。 出会った頃は、嘘つきな人だと思っていた。 「偽善者だね」と本人に直接言ったこともある。 「本音を言って楽になればいい」と諭すように言ったことだってある。 その人はいつでも笑っていて、私は心からバカみたいだと思っていたし、時間の経過とともにバカじゃないことに気づいてからも、それでも嘘くさいと思う気持ちは変わらなかった。 呆れるほどに良い人。 バカにされて笑われて、悔しくないのかと聞けば「笑ってもらえて嬉しい」と微笑み、 そんなに全部を受け止めていたらあなたの心が壊れる、と心配すれば「人を傷つけるよりは、壊れたほうがずっといい」とあっさり言ってのけ、 悪口を言って共感を求めたときは「分からないなあ」
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