去年の出生数は,予測を大幅に下回り86万人。対して,寿命の延びにより高齢者は増える一方。日本の少子高齢化は止まらず,社会の維持存続が危ぶまれるレベルまで達しています。 日常生活にも,それが目に見える形で表れてきました。私は毎日の夕刻,1.5時間ほどウォーキングをし,道中のドラッグストアに立ち寄るのですが,先日目にした光景は凄かった。レジに並んでいた16人の客は,75歳は超えているであろう白髪の老人ばかり。レジ係は高校生バイト2名。逆ピラミッドの社会の現実を見事に表していて,写真に撮りたくて仕方ありませんでした。 私は今アラフォーですが,やがては(数少ない)下の世代の支えられる側になります。私は未婚者で,子どもはいません。人様が苦労して育て上げた子どもたちの世話になるのは,申し訳ない気もします。 そんな思いでいたところ,昨日,荒川和久氏の面白いグラフを目にしました。死亡者の年齢分布を配偶関係