17日午後2時10分頃、神奈川県平塚市須賀の相模川河口付近の海岸に、アザラシがいるのを通行人の男性が見つけ110番した。 平塚署によると、アザラシは体長約1メートルで白色。衰弱した様子はなく、日光浴をしているようだった。地元の新江ノ島水族館(藤沢市)の担当者に確認してもらったところ、ワモンアザラシかゴマフアザラシの子どもとみられるという。 水族館担当者によると、野生のアザラシが本州の陸上に上がるのは、「10年に1回ほどの珍しい行動」という。アザラシをカメラで撮影した茅ヶ崎市の無職三山静雄さん(67)は「子どもが触ろうとすると元気に威嚇していた。白くて、丸くてかわいかった」と話した。