全国に700カ所以上あるサービスエリア(SA)の中で、最も利用者数の多いのはどこだかご存じだろうか。答えは神奈川県海老名市にある海老名SAだ。上下線合わせて1日平均約6万人が訪れる。 東京に最も近い東名高速のSAで、江戸時代の5街道で例えるなら、品川・新宿・板橋・千住のようなポジションといっていいだろう。 東名高速と圏央道が交差する交通の要衝として、現在は物流企業が相次いで進出している。 一方、県中部の中心都市として長らく栄えてきた厚木市は、神奈川の母なる相模川の対岸に位置する。 かつて青山学院大学のキャンパスもあり、本厚木駅前は大勢の若者であふれていた。ところが都心回帰の流れを受けて2003年にキャンパスを閉鎖、賑わいも陰りを見せる。 厚木と海老名の中心駅(編集部撮影) Jタウンネットの地域対決シリーズ、今回は厚木と海老名のどちらが「神奈川のヘソ」にふさわしいか比較する。 ゆるキャラ人気