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ブックマーク / book.asahi.com (4)

  • 「おかしなジパング図版帖」書評 こんなお辞儀見たことないよ|好書好日

    おかしなジパング図版帖 モンタヌスが描いた驚異の王国 著者:宮田 珠己 出版社:パイインターナショナル ジャンル:芸術・アート おかしなジパング図版帖―モンタヌスが描いた驚異の王国 [著]宮田珠己 図版がたくさんの楽しい。なんの絵が載っているかというと、主に、「1669年にオランダ人モンタヌスが著した『日誌』の挿絵」だ。 当時のヨーロッパでは、未知の国の文化や風俗への関心が高まっていた。そこでモンタヌスは、挿絵をふんだんに使ったを出版し、好奇心旺盛な読者に「日」の情報を伝えようとしたのだった。 問題は、モンタヌスには来日経験がなかったことだ。文献を収集し、実際に日を見たことのあるひとに話を聞き、と精いっぱいの努力はしたのだが、できあがったの挿絵はどうしたってヘンテコになった。いま見ると、これらの絵が爆笑の不可思議日を形成しているのである。 海外のひとにとっては、「お辞儀」が奇

    「おかしなジパング図版帖」書評 こんなお辞儀見たことないよ|好書好日
    EG_6
    EG_6 2013/06/18
    “1669年にオランダ人モンタヌスが著した『日本誌』の挿絵” “建物も乗り物も着物も、ほぼすべてが変で、過去の日本ではなく、べつの惑星の光景を眺めているかのよう”
  • 村上春樹さんが寄稿 領土問題、文化への影響憂う - 本のニュース | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    作家の村上春樹さん(63)が、東アジアの領土をめぐる問題について、文化交流に影響を及ぼすことを憂慮するエッセーを朝日新聞に寄せた。村上さんは「国境を越えて魂が行き来する道筋」を塞いではならないと書いている。  日政府の尖閣諸島国有化で日中の対立が深刻化する中、北京市出版当局は今月17日、日人作家の作品など日関係書籍の出版について口頭で規制を指示。北京市内の大手書店で、日関係書籍が売り場から姿を消す事態になっていた。  エッセーはまず、この報道に触れ、ショックを感じていると明かす。この20年ほどで、東アジアの文化交流は豊かになっている。そうした文化圏の成熟が、尖閣や竹島をめぐる日中韓のあつれきで破壊されてしまうことを恐れている。  村上作品の人気は中国韓国台湾でも高く、東アジア文化圏の地道な交流を担ってきた当事者の一人。中国台湾で作品はほぼ全てが訳されており、簡体字と繁体字、両

    EG_6
    EG_6 2012/09/28
    “領土問題が実務課題であることを超えて、「国民感情」の領域に踏み込んでくると、それは往々にして出口のない、危険な状況を出現させることになる。それは安酒の酔いに似ている”
  • コラム別に読む : 柳田國男の恋 [著]岡谷公二 - 曽根賢 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    著者はゴーギャン、アンリ・ルソーら熱帯に魅せられた画家の研究者であり、柳田國男の「青春」の研究者だ。今年は國男没後50年。 書は彼の青春を「曝露」する──『遠野物語』の國男は、邦民俗学の始祖となる以前、藤村も一目おく「恋の詩人」だった。その初恋の相手は、父母のいない、肺病を患った美少女いね子。白皙の美貌帝大生國男は、いね子の家の周りを徘徊し、門前に立ち尽くしては「我が恋成らずば我死なん」と絶唱する。それに対し醜男花袋は、友人の姿に我が妄想を仮託して「柳田物」恋愛小説を書きまくる。しかし國男の初恋は美人薄命(いね子享年18)の悲恋に終わる。途端「僕はもう覚めた。恋歌を作つたツて何になる! その暇があるなら農政学を一頁でも読む方が好い」とランボーばりに詩人の心臓を犬に喰わすと「大人=公人=民俗学確立」の道を猛進した。だがどっこい詩人の心臓は犬も喰わないわけで、國男の心臓は引き裂かれたまま鼓

    コラム別に読む : 柳田國男の恋 [著]岡谷公二 - 曽根賢 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    EG_6
    EG_6 2012/08/27
    柳田先生が薄幸の美少女にストーカーして “「我が恋成らずば我死なん」と絶唱” していたとは。そこに絡む田山花袋は “友人の姿に我が妄想を仮託して「柳田物」恋愛小説を書きまくる” …おもしろそう。
  • http://book.asahi.com/ebook/master/2012070500004.html

    EG_6
    EG_6 2012/07/09
    読みたい。メモメモ。
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