JR東京駅で駅員に足蹴りしたとして、警視庁丸の内署が暴行の現行犯で、日本経済新聞社証券部記者、橋本慎一容疑者(32)=東京都港区三田=を逮捕していたことが4日、同署への取材で分かった。同署によると、橋本容疑者は「悪いことをした。ついかっとなってしまった」と供述しているという。 逮捕容疑は2日午後1時ごろ、千代田区丸の内のJR東京駅八重洲中央口の東海道新幹線改札近くで、男性駅員(19)の左足を2回、右足でけったとしている。 同署によると、橋本容疑者は券売機で入場券を購入。釣り銭の百円硬貨5枚を改札口にいた駅員に五百円硬貨に両替してもらうように頼んだが、断られて腹を立て、硬貨をカウンターに置いて立ち去ろうとした。駅員が呼び止めたところ、暴行したという。橋本容疑者は周りにいた別の駅員に取り押さえられ、署員に引き渡された。 日経新聞広報グループによると、橋本容疑者は当時、勤務中だったといい、「社員