週刊文春 11月22日号の記事を抜粋・参考にさせていただきます。 奥野修二(ノンフィクション作家)著 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ BSE問題で世間を騒がせたアメリカ産牛肉。 だが、禁輸は解除され、いまや放射能を気にして、国産よりアメリカ産を選ぶ人までいる。 ところが、アメリカン牛肉は、強い発がん性をもつ「残留ホルモン」が桁違いに高かった。 「牛の肥育には、エストロゲン(女性ホルモン)が使われています。 その残留濃度を計測してみたところ、和牛と比べて、 アメリカ産牛肉は赤身でなんと600倍、脂肪で140倍も高かったのです」 こんな衝撃的な事実を明かすのは、 北海道大学遺伝子病制御研究所客員研究員の半田康医師である。 この数値は、半田医師らが 「牛肉中のエストロゲン濃度とホルモン依存癌発生増加の関連」 という論文を発表した際に計