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  • 福島県の甲状腺線量評価その1 JT

    2011.3.29 放射線防護情報センター 福島県の甲状腺線量評価 高田純 札幌医科大学教授 専門 放射線防護学 ヨウ素131を体内に取り込んだ人の喉元の線量率の値から、甲状腺の線量を評価する方法を科研費で研究していた1、2)。その報告は平成13年。今回、その方法にて、福島県内の子どもたちの甲状腺線量を評価した。線量率測定は、現地対策部が3月25日に発表した福島県川俣町66人の子どもらの値である2)。最大値は、12歳の男児であった。 その線量率が環境のバックグランド値を差し引いた正味線量率ならば、その男児の甲状腺に蓄積したヨウ素131の放射能は1.4キロベクレル、甲状腺線量は0.03ミリグレイと評価される。この男児の甲状腺線量はレベルEの安全範囲にあり、甲状腺がんのリスクは無視でき、心配はいらない。 なお、1986年のチェルノブイリ事故時の最大の甲状腺線量は、福島の最大値の10万倍の3

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