太平洋戦争 なぜ開戦したの? 日中戦争が太平洋戦争へとつながり、日本人だけでおよそ310万人が亡くなった 太平洋戦争は、中国や東南アジアへ軍隊を進めた日本と、これに反対するアメリカ・イギリスなどの対立がきっかけで起きた戦争です。1941年12月8日(日本時間)、日本軍はイギリスの植民地であったマレー半島、アメリカ海軍の基地があるハワイの真珠湾を奇襲し、アジア・太平洋の広大な範囲を勢力圏に収めていきました。 この戦争を、当時の日本政府は「大東亜戦争」と呼びました(大東亜は、東アジアから東南アジアにかけての地域を指す)。戦後、日本を占領した連合国は「太平洋戦争」と呼び、その後、この名称が定着していきました。研究者の中には、中国や東南アジアも戦場になっていたことから、「アジア・太平洋戦争」が実態を反映した呼び方だと指摘する人もいます。 太平洋戦争へとつながった日中戦争の泥沼化 どのようにして太平
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