ニュージーランド・オークランドのバーのテラス席で歓談する人々(2020年12月17日撮影)。(c)DAVID ROWLAND / AFP 【12月17日 AFP】ニュージーランド統計局が17日発表した7~9月期の国内総生産(GDP)成長率は、前期比14%増と過去最高の伸び率となり、新型コロナウイルス流行に起因する景気後退から一転、記録的な回復を遂げた。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のロックダウン(都市封鎖)措置が導入された4~6月期のGDP成長率は、前期比11.0%減だった。 グラント・ロバートソン(Grant Robertson)財務相は、新型ウイルスの封じ込めに成功したニュージーランドの努力が報われたとの見解を表明。「景気回復は、われわれがパンデミック(世界的な大流行)早期に厳格な対応を取ると決断した結果だ」と述べ、「給与補助金制度で労働者180万人を支援し、インフ