夏の全国高校野球で東北勢初となる優勝を果たした仙台育英高校の選手たちは23日、新幹線で宮城県に帰る際、福島県白河市の「白河の関」付近を通過する瞬間を映像に収め、深紅の大優勝旗を東北に初めて持ち帰る喜びを表現していました。 映像を収めたのは、仙台育英の野球部員で、今大会ではアルプススタンドの応援団長を務めた志賀大智さんです。 選手たちは23日、大阪から仙台へ新幹線で帰りましたが、志賀さんによりますと、選手たちはスマートフォンの地図アプリを使って福島県白河市にある「白河の関」付近を通過するタイミングを調べていました。 そして午後2時すぎに、「白河の関」付近と見られる場所を通過し、志賀さんが「いま、白河の関を越えました」と合図の声を発すると、車内にいた選手たちが深紅の大優勝旗を広げたり両手を上げたりして喜びを分かち合っていました。 動画に映っていたキャプテンの佐藤悠斗選手は「東北の皆さんに感謝の