米ツイッターが、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の下で従業員の解雇や改革を進めた結果、ツイッター利用者を荒らし行為や国家ぐるみの偽情報の発信、子どもの性的搾取から守ることができなくなっていると、内部関係者らがBBCに語った。 関係者らの主張は、BBCが独自に入手したデータやツイッター利用者の証言と合致する。マスク氏のリーダーシップの下で、ツイッターでは荒らし行為が増長され、嫌がらせは激化し、女性嫌悪や虐待的なプロフィールのアカウントが急増するなど、ヘイト(憎悪)が拡大しているとされる。 ツイッターの現従業員と元従業員らによると、利用者を荒らし行為や嫌がらせから守る機能の維持が困難になっている。マスク氏には現在、常にボディガードがつくなど、職場の環境は混沌(こんとん)としているという。BBCは数十人に取材し、うち何人かは初めて身元を明らかにして証言した。 コンテンツデザインの元責任者